【感想・ネタバレ】小公女のレビュー

あらすじ

暗い冬の日、ひとりの少女が父親と霧の立ちこめるロンドンの寄宿制女学校にたどり着いた。少女セーラは最愛の父親と離れることを悲しむが、校長のミス・ミンチンは裕福な子女の入学を手放しで喜ぶ。ある日、父親が全財産を失い亡くなったという知らせが入る。孤児となったセーラは、召使いとしてこき使われるようになるが……。苦境に負けない少女を描く永遠の名作、待望の新訳!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

辛いことがあった時に温かい気持ちにさせてくれるのは、いつもこの本であった。永遠の名作とは、きっとこういう物語のことを言うのだろう。

セーラが忘れずにいた「プリンセスとして振る舞うこと」は、結果として彼女を本当のプリンセスにしてくれた。これからの人生、多分辛いこともたくさんあるかもしれない。でも、心優しい彼女はどんなことも乗り越えていけるだろう。

何度でも読みたい本である。

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2022年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小公女セーラ。少女時代にアニメで観て本でも読んだ。インド生まれのセーラ7歳。ロンドンの寄宿舎に入るがインドに戻った父は全財産を失い失意の中亡くなってしまう。孤児となり、寄宿舎で小遣いとしてこき使われる2年間が始まる。苦しくひもじい生活の中でも想像力を駆使し気丈に気高く生きる姿は見知らぬ大人の心を打つ。勉強を続けること、絶望しないこと、今ある環境で楽しさを見つけること。幼き少女に改めて自分を生きることを教えていただいた。小公子はどんなだったっけね?

0
2024年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

物語は知っているが、活字できちんと読んだことがなかったので手にとった。
セーラが賢く、兎に角できた子である。

多少気になるところがあったが、訳の好みの問題なのか
原文がそうなのかはわからない。

急転直下にならないことには物語が始まらないとは言え
実際気の毒なセーラを見て、戸惑い徐々に態度が変わり
というなら兎も角として、急に掌返しで奴隷のように扱う
というのが謎。
あまりに不条理な監督官というのはありがちな役回りではあるが、多少引っかかる。

逆にパン屋のおかみさんは純粋に良い人でほっとする。

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2021年01月21日

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