あらすじ
孤高の僧侶による心の断捨離。
「世の中は余計なことであふれている」と、著者は語る。
日常生活のあちこちで私たちを待ち受ける「こだわりの罠」を、
どうすれば遠ざけて、心安らかに過ごしていけるのか。
孤高の僧侶がその作法を、本書で丁寧に解説する。
内容は「平等にこだわらない」「ルールにこだわらない」「他人の期待にこだわらない」「友の有無にこだわらない」など、実生活に簡単に取り入れることができる18項目。
悩みの原因を、「それ、どうでもいい」と言い切って、
不安のない日々を実現しよう。
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Posted by ブクログ
自分の好みとかをつきつめるほど、その反対のものは許せなくなる(から幸せとか心の平穏から遠のく)てのはなるほどーと思った。
あと、嬉しかったことがあるとそのレベルのことをつい求めるようになって当然簡単には満たされないからそれもまた不幸と。嬉しかったこともすぎゆくこととしてとらえるというのも納得。
説明もわかりやすいし、腑に落ちやすくて面白かった。
Posted by ブクログ
■「ありがとう、を集めたくなるのは人より優れた自分になれるから」
■親切の押し売り…はもうしたくない。
■嬉しかったことにこだわらない。快も不快も揺らぎやすくすぐ移り変わるから。
■愛の背伸びが終わる時、愛した人が敵になる。憎しみに近いものになる。
■他人の期待にこだわらない。
■ルールは他人に課すものではなく、自分に課すもの。
■占いやジンクスに惹かれるのは、それが証明不能なものだから。
Posted by ブクログ
情報過多でごちゃごちゃした自分をスッキリさせるための本。思考の断舎利おすすめ。こだわるなこだわるなこだわるな。
仏教の真理は「こだわらないこと」それは知ってた。それを実践するためにはやっぱりコツが必要で、それを教えてくれるのが和尚さんで、この小池さんはそれを教えてくれる。
瀬戸内寂聴ほど煩悩にまみれた人じゃない、ただの凡人だけれど、それでもこれだけ煩悩に囚われているんだ。一般人はもっと悶々しているはず、この本を読んでこだわりから解放されよう。
この人の本を読んでいると、葬式仏教の終わりも近いだろうなぁと思う。物質社会になったからこそ、くだらない葬式仏教にも囚われることなく本当の精神的解脱が目指されるようになる。