【感想・ネタバレ】鍵屋甘味処改2 猫と宝箱のレビュー

あらすじ

しまいこまれた心は、鍵が開くのを待っている――。冬休み、母とケンカをして家出した女子高生こずえは、ひょんなことから鍵師の淀川と知り合い、彼の家で数日間の居候生活を送った。今は母とも仲直りし、週末だけ淀川の仕事を手伝いに行っている。かつての依頼人から謎の荷物が届いたり、こずえを心配する母・夏帆がこっそり様子を見に来たり、必死の形相で女の子が飛び込んできたり――鍵屋は今日も忙しくて…?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

ネタバレ 購入済み

おもしろかった

シリーズ2作目に入り、淀川さんとこずえの関係も落ち着き、ゆったりと読み進める事が出来ました。
金庫に閉じ込められた子猫を救う事をベースのテーマとした物語の中に、少年の悲痛な気持ちが隠されていて、先を急ぎたくなるような気持ちで読み進めました。
最初から最後まで、一貫して心を高揚させられました。

#アツい #ハッピー #ドキドキハラハラ

0
2024年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作が結構よかったので続きも購入

こずえの猫っぷりが相変わらず可愛い
そして相変わらずの漫画感

そういや気づけば淀川がこずえを名前呼びしてて少しびっくりしたけど、二人して少し距離が近づいてるけど、感情ははっきりしてはないかな
読んでるこっちがもやもやする段階でもないという
次巻の題名見たから次巻にそこは期待

今作は短編みたいな感じだった
一話目は淀川の仕事に対する想い、こずえの鍵仕事への関心中心のラブコメ
二話目は早川と夏帆さんによる尾行劇 
この二人結構いいコンビだったと思う 夏帆さんが可愛くて一気に好きになった! 夏帆さんこずえ大好きかwって感じ
三話目はそこまでのどたばたほんわか感をぶっ飛ばすほどのシリアス展開でびっくりした
しかも自傷とか...人はやっぱり自分を見てもらって認めてもらえないと自分の価値観を見出せなくなったりしちゃうんだよね で、あまりに落ちると周りに居る自分を気にかけてくれてる人達にも気づけなくなっちゃうんだよねー
いろいろ考えさせられる話だったな
ただ、後転しかけとはいえ、200キロの金庫を支えれるってどういうことって思ったけどね
きらりちゃんのキラキラネームっぷりも気になったけど


あと気になったのが、この作者の悲しみとかの負の感情に顔がゆがんだ時の擬音の使い方ね
ふに、とへにょ(だかふにゃ)だったかな?  何せどっちも負の感情には合わない表現だなーって思ったんだよね

0
2018年05月06日

「小説」ランキング