【感想・ネタバレ】傍迷惑(はためいわく)な人々~サーバー短編集~のレビュー

あらすじ

子どもの頃から不器用で、工作すれば傷だらけ、車は毎度エンストの「なんでも壊す男」。偶然手にとったシェイクスピアを読むミステリー小説マニアの暴走がおかしい「マクベス殺人事件」。思わずくすりと笑わせるイラストを、作者自ら大真面目に分析する「本棚のうえの女」。味のあるイラストと軽妙な文章で愛され続ける作家サーバーの縦横無尽の妄想力が炸裂。各種の笑いを取りそろえた短篇集。本邦初訳2篇を含む20篇を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

家族の絆:傍迷惑なのは疑いようもないが、退屈はしなさそうな家族。しかし夜は静かに寝て欲しい。傍迷惑な人々:家庭だけでなく職場にも面倒な人々が。ツグミの巣ごもりは、勤勉実直な社員の密かなる復讐劇で、バローズ夫人には悪いがスッとする。妄想暴走族:マクベスをミステリー脳で妄想すると、考えすぎて突飛なことになる。そういうぼくが実はいちばん……:なんでも壊す男は、もはや機械に嫌われる宿命を背負っている。

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2022年04月25日

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