あらすじ
脅迫状には25年前の秘密が書かれていた!
広告代理店に勤める辰村には、25年前から隠し続ける、友との秘密があった。それが今……。広告業界を舞台に展開する長篇ミステリー
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Posted by ブクログ
この作品は、あまり多くを語ってしまうと
読む意欲をスポイルしてしまう作品です。
いえるのは、決してありがちな、
展開は待っていない、ということです。
脅迫状に関しての真相もです。
「え?」と思ってしまうのは、必至でしょう。
しかしながら、この本にはそれが相応しく思います。
一人の青年が最後の最後で味わうこととなる
本人の意思とは無関係の責め苦。
しかも、彼は、それをおくびにも出さなかったのに…
これからのことは書かれていません。
ですが、きっと、収まるところに
おさまったはず、でしょう。
Posted by ブクログ
小説としては面白いものの、上巻が企業小説とミステリー部分がうまくマッチした感じだったのが、ミステリー部分はやや腰砕け。企業小説部分も新入社員の成長譚みたいになってしまった。やや残念。
Posted by ブクログ
新規クライアントの広告コンペに向け、辰村や戸塚は全力を傾注する。そんな中、3通目の脅迫状が明子の夫の元に届いた。そして勝哉らしき人物が上野近辺にいることを突き止めた辰村は、ついに行動を起こす!
広告業界の熾烈な競争と、男たちのハード・ボイルドの結末は?