あらすじ
ごく普通のサラリーマン・野田以鶴は、通勤中に地味な会社員エリート然とした男に痴漢されているのを見て反応してしまう。真面目な以鶴は、その時後輩・阿倍の顔を思い浮かべた自分が許せず悪い夢だと忘れようとするが、新社長就任式に臨み驚愕する。六木という新社長は、痴漢の『加害者』で、同じ課に異動してきた前波という男が『被害者』だったのだ。あの電車での行為は『プレイ』だったのかもしれないと、そのふしだらな関係に困惑するが、二人の仲は想像以上に歪んだものだった。すべては仕組まれたことだとは知らず、以鶴は阿倍とともに淫蕩な関係に巻き込まれ──。
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最高
傲慢x健気だと思って読み続けてたら、ワンちゃんx女王様で、もう……好き。
インテリヤクザの見た目した攻め(六木)が、実は受けに従順でゾッコンな下僕ワンコって良すぎませんか。
受け(前波)もひ弱で健気の皮を被った淫乱ビッチ女王様って、ギャップがよすぎる。
もうひとつのカップルの受け(阿部)も陽気で可愛い清純受けかと思ってたら、仕事終わりに二丁目でちんぽ漁りするビッチだった。好き。
井鶴が本命だからか、前波にそのことをバラされると、先輩にだけは言わないで、って隠したがるのも良い。健気ビッチ。
肉体的に繋がったのは、
六木x前波
野田x阿部
野田・六木x前波
野田・六木x阿部
蘇我(高校時代の先輩)x阿部
です。
挿入なしで、前波x阿部(玩具)
セリフが「ちん●」「ケツまん●」って伏字使われてるのが、萎えポイント……なぜ伏せた。
なのにちんぽは伏字なしってどういう基準なのか。
Posted by ブクログ
花丸BLACKで水戸泉センセといえば、もう鉄板です。群像劇wwさすがの命名!
初っ端は、満員電車での痴漢行為を目撃する主人公のリーマン。
好物なのでいろいろ痴漢電車は読んでますが、その中でも異種系で新鮮でした。そのことで、いっそう以鶴のノーマルで正義感あふれる性格が浮き彫りになっていて、いい伏線になっていました。
お気の毒な攻ですが、おいしい思いもしてしまうというのが何とも言えず。
このエロ感が独特で、作品的にもぴったり今回ははまっていた気がします。突き抜けたかんじ。
エロのみにしか価値を持たない世界観が、しっかり成立している話です。
以鶴は、気付かないうちに仕組まれた罠にまんまとひっかかってしまうんですが、それがまた隠微で煽られてしまいました。
主従逆転、びっち受好きにはたまらないでしょう…お下劣な言葉責めも炸裂しています。伏字にしてあるけど、むしろ黒丸がHに思えるのは水戸泉センセならではです。
行為そのものは、SMちっくで愛の存在を疑ってしまうのですが、深読みすれば歪んだ愛じゃないかと思わせます。愛を求めて、求めて、疑って信じられなくて、びっちになり鬼畜に気持ちを確認しているような受。
4Pで入り乱れ、二輪挿しもしっかりあり、なかなかヘビーです。それぞれの抱える思いにも言及しているので、エロばかりな中にも腑に落ちるところがしっかりあります。
阿倍の過去には、エロ切なくて萌えました…
玩具というタイトルが、読み終わるとちょっと寂しくも切なかったりするんですよね。
久々に、エロ系で満足な一冊でした。
でも、あとがきはいつもどおり大爆笑!面白すぎる。いつもあとがきが楽しみなんです。
途中まではよかった
釈然としない。
割と短いなかにいろんな事を盛り込みすぎたって印象。
エロか調教か恋愛かどれかに絞ればもっと深堀りできて好きになった。
Posted by ブクログ
2016/07/22
受けがひ弱いに見えて、実は全てを操っている。…という、内容がわかればなんて事無い話。
電車痴漢、3P、4P、二本挿しとバラエティとんだエッチが読める。
Posted by ブクログ
良い意味で裏切られた作品でした。かわいい受けがどSな攻めに玩具にされるんじゃなくて怖い受けのお話。受けに溺れている攻めは受けの言いなりなんて、さすが水戸先生。面白かったです