【感想・ネタバレ】【特典番外編つき完全版】鳥籠の王女と教育係 恵みの環の花嫁のレビュー

あらすじ

【特典番外編がタップリ!!】魔王の守護を失ったエリアルダと隣国ダキニアが、ついに開戦した! 魔法軍が主力であったエリアルダは危機に瀕していた。再び守護を得るためには、ゼルイークが魔王となるしかない。しかしそうなれば人の世に関わることが出来なくなる。国の守護か、エルレインとの未来か。岐路に立たされたゼルイークは、それでも魔王となる道を選ぶが――!? 恋と呪いのロマンティック・ファンタジー、堂々完結! 【電子版特典】ファンにとってはたまらない! 本編の後日談など、web上で公開されていた番外編を多数収録!! 【目次】鳥籠の王女と教育係 恵みの環の花嫁/番外編 姫将軍の結婚/番外編 緑のワルツ/番外編 運命の子/番外編 まくらの森の美女/番外編 嗚呼! 涙と笑いのカエル祭り/番外編 永遠と一日の恋人1~3/あとがき

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最終巻です。
ダキニアの侵攻は、ゼルイークの活躍で、意外と早期に解決し、そのあとは、ゼルイークが魔王になるかどうかのお話に。

ゼルイークが魔王になれば一番いいというのは、誰もが分かっていることだけど、魔界でエルレインが暮らすことになると、エルレインが死んでしまって友人とは一緒にいれなくなり、ゼルイークのみが魔界で暮らすことになると、エルレインとは生きる時が違ってしまい、エルレインが死んだ後は、ゼルイークはひとりぼっち。なかなかうまくいかないです。

そんな中、エルゼラスによってもたらされた1つの希望は、ちょっと突拍子もないことで、現実的な感じがしませんでしたけど、これを実行。またしても眠り続けるゼルイークは予想していましたけど、ちょっと眠っている時間が長かったかなぁ。10年って。。。おかげでゼルイークとエルレインの年齢が逆転してしまって、ゼルイークが年下になっちゃって、微妙です。

ゼルイークとエルレインの終わり方は、私的にはちょっと納得がいかない感じなんですけど、まあ、アレクセルとオルフェリアのその後が書かれていたのは、よかったです。

このシリーズ、最初はものすごく面白いと感じたのですけど、ちょっと中間で中だるみしちゃって、もうちょっと冊数少なくてもよかったかなぁとは思いました。

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2012年02月13日

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