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Posted by ブクログ
これまでの巻で、すでに四角関係な感じはしてましたが、ゼルイークが眠りについてから、事態は急変です。
ゼルイークが眠ってしまったので、カエルになったシラルを戻すために、唯一元に戻せるヴィエンカ
にも頼もうとするアレクセルとエルレインでしたが、そんななか、あの魔王エルゼラスが登場。なんとなく、ゼルイークに似ている?
その魔王の脅しや甘言にも乗らなかったエルレインに恩を押し売りしていったおかげでゼルイークが目覚めましたが、とうとう言ってしまいました。エルレインへの恋心。「殿下にも渡したくない」って。
ゼルイークの暴走ぶりが、キャーーーー。
ぬるま湯の四角関係がこれで壊れてしまって、みんなギクシャクしてしまいましたけど、シラル殿下、いい楔役になってます。エルレインはシラル殿下に話を聞いてもらって、答えを出し、オルフェリアともお互いの恋心を打ち明けることができ、アレクセイ・・・。いつも明るいアレクセイが雪の中で上を見上げて涙する挿絵にジーン・・。
これをどう解決するのかと思ったら・・・、そうかタイトルの「さよなら魔法使い」とはそういう意味だったのね。でも、ゼルイーク、エルレインだけじゃなくて、アレクセルやシラル、オルフェリアにもしてないと意味がないような?最後の茶話会の面々の様子が次巻になんか及ぼしそうな予感がします。