あらすじ
ビジネスプランの発表やコンペでのプレゼン、商談、採用面接、etc……。人前で簡潔に話し、目的を達するためのプレゼンテーションは、短く簡潔に伝えるだけでは不十分。聞き手に分かる言葉を使い、根拠を明確にして内容を伝え、聞き手にとってメリットを感じたときに、魅力的なプレゼンとなります。そうすれば聞き手に自分の望んだアクションを取らせることもできます。GE、Master Card、Wal-Mart、IBM、Merrill Lynch、Unilever、Cisco Systemsなど、米国トップ企業で指導したコミュニケーション・コンサルタントが教える、聞き手を動かすビジネスプレゼンのテクニック。
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Posted by ブクログ
30秒とありますが、プレゼンテーション全般について書かれています。
敢えて30秒と書かなくても良いのに。。
「大切なのは自分が何を伝えたいかだけではなく、相手が何を知りたいかが重要」
確かに。
「数字というものは、聞き手を疲れさせるし、人の目をごまかしたりもするので、賢明につかうこと」
「桁の大きい数字を一つ一つ見せたり述べたりせずに、それら数字が持つ総体的な意味を話すこと」
確かに確かに。
これをとっかかりとして長いプレゼンを構築する参考にもなりそうです。
Posted by ブクログ
急に振られた一言のお願いから、留守電のメッセージ、エレベーター・ピッチ、そして様々なプレゼンまで、すべてダイヤモンド・モデルのパターンで構成するように薦めるところが何とも潔い。
まず、相手の注意を引くこと。メイントピックの紹介では、聞き手のWIIFM(What's in it for me? 私のメリットは?)を明示すること。3つのサブトピックの紹介・説明・要約、そして結論、最後にアクションプランまでのパターンは、確かに簡明で伝わりやすいと感じる。(とはいえパターンを崩す応用もありうべしだろう。)
常に意見・コメントを述べる状況を想定し、少しの準備をしておく心構えを学んだ。
15-125
Posted by ブクログ
スピーチやプレゼンをする人には最適の一冊。
ストーリー構築や話し方、質問の対応がシンプルにまとまって書かれている。
ただ、タイトルが少しあっていないかも。やはり邦題「Make the Point」がしっくりくる。
Posted by ブクログ
人に何かを伝えたい時におさえておくべきポイントがまとめられていて、参考になった。
ただ電子書籍で購入したので、肝心のダイヤモンドモデル図が拡大出来ず、見づらかった
Posted by ブクログ
ビジネスだけでも、
プレゼンテーションだけでもなく、
普段のあらゆる会話、周りの人との関係構築にも役立つだろう。
話があまりうまくないと思う人も、
自分は出来ていると思う人にもオススメ。
タイトルは30秒で話せとなっているが、
英語の元のタイトルの通り、
make your point、ということを色々な角度から書いた良著。
まとめるとただ短く話すというのではなく、
本当に言いたいことをまとめて、
伝わりやすい順序で話すというところか。
上のようにまとめてしまうと、
そりゃそうだと必ずしも真新しいことはなさそうと思われてしまうかもしれないが、
網羅感があるので、
振り返りをしたり、普段できていないことを気付ける。
また文章としても読みやすい。
一回限りで読み終わるのではなく、
何度も定期的に読み返して自分(や部下、チームメンバー)のコミュニケーションを定期的に見直す観点としたい。
自分自身、普段社外での研修講師もしており、
話し方には気をつけているつもりだが、
網羅的に挙げられている全てはできていないことに気付かされた。
Posted by ブクログ
この場ではどういったメッセージを用意ずべきかと考える癖をつける。
自分が何を伝えたいかだけでなく、相手が何を知りたいかが重要
自分の話すことがいかに聞き手のメリットになるかを明確に提示して、自分の主張を相手に納得させる
話を頭の中でまとめる時→自分のゴールが単に相手に何かを知らせることなのか、相手に何かをするように説得することなのか。
1.これから自分が何を話すのかを述べて
2.それについて話し
3.話終わったら話した内容をまとめる
これから何をして欲しいかを相手に伝えないと、聞き手は何もしなくていいかも知れないと思ってしまうから、全く違うことをしてしまう可能性がある
データも聞き手にとってどのような意味があるのか語らないといけない
最初の第一印象で、でき人間か、フレンドリーか判断される
「インザゾーン」大きい声ではっきりと話すが、その声は大き過ぎず、アイコンタクトをとり、気取らない性格
声の調子や、視線で相手には言っていることの印象が変わる
体全体です自分の言葉を表現する
〜良いコミュニケーションとは〜
・自分の顔や、体を使って言いたいことを強調する力
・注意力さ
厳しい質問をされたら、「わかりやすくまとめると」などのような言葉の橋を使って自分のやりやすいように持っていく
聞き手からの質問にうまく答えるには、質問をしっかり聞く力が何より肝心である。
Posted by ブクログ
効果的にプレゼンするために必要な要素が盛り込まれている。シンプルでポイントを絞ってあるため、わかりやすく実践しやすい。
WIIFM=私に何のメリットがあるの?を意識して、ダイヤモンドモデルの前半後半に盛り込む箇所が良かった。
Posted by ブクログ
そうとは気づかず買ったけど、洋書の翻訳本だった。「翻訳してまで出版するくらいだから、洋書はそれなりにいい内容の本が多い」という話を聞いたことがある。確かになかなかいい内容だと思った。「考え方」と、簡単なコツ、あとはアメリカンジョーク的な内容が目立つが、不思議に説得力がある。
内容は、主にプレゼンする状況を想定した、分かりやすく伝わるコミュニケーションについての本。ちなみにタイトルに「30秒で話せ」とあるが、その「30秒」に拘ってノウハウを披露する本という訳ではない。
提唱するメソッドの中心は「ダイヤモンド・モデル」というもの。
注意を引く、というところから入って、メイントピック、3つのサブトピックへ行って、結論、そしてアクションプランを伝えて締める。ボリューム感が分かるように図示すると、ひし形になるのでダイヤモンド・モデル。シンプルだが、自分で簡単なプレゼンをシミュレーションして当てはめてみると、なるほど確かにスッキリした。
日本よりもロジカルだという欧米の観点で書かれた本ということで、「ロジカルな文化圏でもこういう点は注意なんだな…」などと思いながら読めて興味深い。
本筋と関係ないが、翻訳本は昔よりも随分と読みやすくなったなぁと思った。
翻訳の文化も時代とともに変わってきたということか。
Posted by ブクログ
ビジネスは30秒で話せ
エレベーターの中で偶然出くわした会社の役員と会話する話、留守番電話のエピソードから始まり興味を持たせます。
この本は、簡潔で実効力のあるプレゼンテーション技法と心構えについて書かれています。
主な構成は「準備」、「内容」、「話し方」、「質問者への対応」の4つ。
「準備」でのポイントは、常に準備しておく、聞き手のメリットを意識すること。
「内容」では、筆者が考案したダイヤモンドモデルが活用できそう。
「話し方」では、“できるヤツ“で“フレンドリー“にみせる、そして、意識して自信をつくる。
作者不明の格言
「自分がなりたいように演じていれば、そのうちそれが本当の自分になる。」が心に残りました。
「質問者への対応」では、聞く力の重要性、想定質問の準備、即答しなくてもよいことが書かれています。
本書のメッセージ通りに、内容も簡潔にわかりやすく纏められています。
でも、30秒の根拠は全く出てきません。
Posted by ブクログ
ダイヤモンドモデルと言われる独自のコミュニケーションモデルを構築された方のコミュニケーション本。
コミュニケーションとは自分という商品をどのように見せるかを左右するツールであるという説明から入る。
その後、具体的な話に入る。
ビジネスでのコミュニケーションでは必ず目的があり、相手にアクションを起こさせるまでがコミュニケーションであるという。その際に必要なのは、話のシンプルさ(結論から述べる)だったり、自分を明確に示しはきはき話すことなど。できるだけシンプルに、そして何より目的を持ったコミュニケーションを意識しようと思った。
Posted by ブクログ
ビジネスは30秒で話せ!2015/1/16
Kevin Carroll
著者は広告業界で17年間キャリアを積んだ後、1996年にスピーチコンサルティング及びトレーニング会社を設立。IBM、メリルリンチ、ユニリーバ、シスコシステムズ等を顧客に持つ。
コミュニケーションの場はどこにでもある。ハッキリと簡潔に話して、聞き手にきちんと理解させ、納得してもらう必要がある。
本書は、仕事ができて誠実、努力家なのに、話を論理的に組み立てるのが苦手だったり、自信を追って話せないがために「自分自身、自分の考えを思い通りに表現できない」と感じているビジネスマンに対してその打開策について以下の5章により説明している。
①準備
②内容
③話し方
④質問者への対応
⑤まとめ
タイトル「ビジネスは30秒で話せ!」の30秒というフレーズにぐぐっと惹かれて本書を手に取った。ビジネスの中で人とコミュニケーションを取る際には内部の人間であれ顧客であれ、「30秒」が非常に大切である。
かつその大切な30秒の積み重ねでコミュニケーションが成り立つといっても過言ではない。
だらだらと流れていく30秒の積み重ねの行く末はお互いの時間の浪費だけでしかない。しかし、有意義な30秒の積み重ねは双方にとってのメリットは計り知れない。時間や効率だけで全てを考えてしまうのはよくないことであるが、本内容については特に時間を大切にする人は共通認識として持っていて問題はない。
Posted by ブクログ
題名が題名だけに文章が読みやすい。
適度に入るアメリカンなジョークもキライじゃない。
ダイヤモンド・モデルも意識すればできるレベルの難度。
表紙を取ればオシャレに携帯できるのが良い。
Posted by ブクログ
分かりやすく聞き手に伝えるための方法論が書かれているだけあって大変読みやすかった。最初はプレゼンテーションのために本書を読もうと思ったがプレゼンテーションだけではなく、電話や普段のコミュニケーションの中でも使えると感じた。
よく言われていることが記載されていたが体系的にまとめられている点がよかったと思う。
Posted by ブクログ
ビジネスコミュニケーションにおける導入部、所謂、"つかみ"に始まり、メイン、結論迄の論理構造やルールや話し方等、簡潔に纏められた本です。200頁ちょっとですが、読み易い内容なので1時間位でサクッと読めちゃいます。
Posted by ブクログ
"30秒で話をまとめる商談テクニック的な内容かと思って買ったら、
プレゼンの起承転結に関しての本だった。内容は基本的かつ非常に重要な事が多い。
改めて本書を読むことで、簡潔に話そうという意識が強くなったので、読んでよかった。
自分自身もまだ出来ない事が多いが、世の中には何故かダラダラと遠回りをして話す人が居る。
ダイヤモンド・モデルを始めとしたテクニック・考え方を実行して周囲との差別化を計りたい。
特に急な質問に対する答えだ。予想と準備をしておく事から始めて、無意識まで落とし込みたい。
ところどころでアメリカン・ジョークが挟まるので、楽しんで読めた。
記載内容ではないのにユーモアの重要性も教えているのか……
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◆気になった内容など雑記
【WIIFMを考える】 ※なんて読むんだ?ウィーフム?笑
What's in it for me?→私にとって何のメリットが有るの?
受け手へのメリットを提示することで説得力を増させる。
ex)騒がしくすると動物が怯えてしまうのでお静かに
→騒がしくすると動物が怯えて隠れちゃうので、見れなくなるよ(見たいなら静かに)
【ダイヤモンド・プラン】
要するに起承転結と話のタグ付け?
・こういう事を話します。こういう風になります。
・その為のサブトピック3つです。まず1、なになに~~~
・3つの話を再度まとめます。要するに~~
・結論、こういう事です。
・次アクション。こういう事をすると良いです
【大量の数字をぶん投げるな】
数字の羅列は退屈。
必要最低限に削る&価値のある数字(未来の目安になる数字)を。
▼その他細かい内容
・話にはストーリー性を。自己開示を加えるとなお◎
・沈黙は金なり。間をうまく使う人こそトップレベル
・意図的に自信のある言葉をチョイスする。
・来るであろう質問、来てほしくない質問をそれぞれ10ずつ考えておく。"
Posted by ブクログ
著者は一流企業を顧客としたコミュニケーション・コンサルト。そう言われるととっつきにくかもしれないが、ここに書かれてあることはシンプルでわかりやすい。むしろ皆が当たり前と日ごろから思っていることかもしれない。
プレゼンの極意は1.冒頭で注意を引く 2.メイントピックの紹介 3.それを裏付けるサブトピックの紹介(3つくらいまで) 4.サブトピックの内容を証拠を挙げて論理的に証明 5.サブトピックの要約 6.結論。自分の話したことがなぜ聞き手のメリットになるか強調 7.アクションプランの提示
これができるように準備を怠らないこと。急なエレベータースピーチでも対応できるように常日頃から頭の中を整理しておくこと。
Posted by ブクログ
説得力のある話し方を学ぶためのハウツー本。新しい発見は特にないがコンパクトにまとまっている。実例や模範例がもっと多ければ最高だった。
打席を増やす、CMを参考にする、相手のベネフィットを考える、質問を受けたら自分が答えやすい方向に橋をかける=誘導する、あたりは意識して取り入れる。