【感想・ネタバレ】スナイパーの誇り(下)のレビュー

あらすじ

ボブとキャシーはモスクワでの調査の結果、赤軍の大物高官がミリを特殊な任務に就かせていたことを突き止める。その任務とはナチス高官の射殺という命令らしい。一体ナチスの高官とは何者なのか。二人はミリが向かったらしいウクライナへ移動する。当地でボブの脳裏によぎるのは、彼女は任務完遂を前に殺されたのではという疑念だった。ミリは標的の狙撃に成功したのか。やがてボブの身にも危機が迫り…。間断なきサスペンスと重層する語りで展開される巨匠円熟の傑作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ロシアの女性スナイパーの足跡を辿る話。その下巻。
スナイパーのミリはナチス高官の暗殺を命じられ、ウクライナに潜入するが、本国高官の裏切りに会い、殲滅されかける。しかしスナイパーとしての執念により不可能に思える暗殺を実行する。
対して、過去の真実に到達しようとするスワガーたちにも真実の解明を阻む輩が立ちふさがる。

そんなバリバリのアクション大作。
最後に全ての糸が繋がり、ハッピーエンドにするのは見事。

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2015年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スワガーサーガ、久しぶり!
でもさすがにちょっと質が落ちてるなぁって感じします。

70年前の武器、使えるか?錆びるやろ湿気るやろ。どんだけの保存状態やねん、とか
ウクライナなんとか谷の村人たち、その伏線使ってないやん、とか

映画かドラマを狙ってるっぽい演出だろうなぁ、確かにそれはそれで良いのだけど、WW2当時の話に特化させて、ボブが出てくる現代劇はなしで良かったんじゃないかなぁ。

カメオ的に最後だけちょっとオーストラリアで…とか、そんなんの方がファン心理くすぐられたように思うけどなぁ。

良くも悪くも大味なアクション小説です。

0
2015年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻は銃器関係の薀蓄が多くて読み辛い部分がありましたが、下巻からストーリーの流れは良くなります。

しかし、この手の小説では、ある程度のご都合主義があるのはしかたのないところですが、流石に今回はちょっと酷すぎますし(野外に残された70年前の銃器が完璧に使えるとか)、毒ガス製造を企む悪人とその末路のエピソードは物語に本当に必要だったのかさえ疑わしいです。
また、オチにしても、そこまでしてハッピーエンドにする必要ないんじゃないか?と思いました。

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2015年01月17日

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