あらすじ
明応大学民間伝承研究会の仲間、早池峰雪希が突如大学を去った。しかもその直後、彼女の妹を名乗る少女・氷雨から『姉を助けてほしい』という連絡が入り、残された啓介たち研究会メンバーは、一路彼女の実家である岩手県は遠野……著・柳田國男『遠野物語』の舞台となった民俗学の聖地と呼べる地に向かった。 しかし雪に阻まれながらたどり着いたその場所で、雪希は謎の集団から『ワラシ様』と呼ばれ、まるで新興宗教の教祖のように崇められており、こちらからの呼びかけにも応えはしない。メンバーは何とか彼女から事情を聞くべく行動を開始するが、彼らのまわりで奇妙な現象が起こり始め――!?
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Posted by ブクログ
想像していたラストと違ったけど、面白かった。
遠野物語って読んだこと無かったけれど読んでみたくなったな。
申し訳程度でいいから恋愛要素を入れてくれたらもっと良かったんだけどな。
Posted by ブクログ
3作目。満を持して民俗学の原点とも言える遠野へ。
少々ファンタジーになってしまっているのがこのシリーズらしくないかも。オチもぼかされているようで少しわかりにくい感じになってしまっています。
まぁ、避けては通れなかったエピソードということなんだと思います。この巻で作品内ではちょうど1年がまわって、次の巻からは新しい年度となります。研究会も新体制になりますね。
Posted by ブクログ
不思議な雰囲気を持っていたサークルの少女のが失踪してしまった。
その少女を助けに行くという話。
さすがにネタ切れ感が否めなかった。これまでと展開があまり変わらないのが痛い。