あらすじ
ある殺人事件をめぐる家族の物語――。事件後、報道によって明らかになる被害者の姿。それは、近しい人間を殺され、ただでさえ苦しい残された家族をさらに追い詰める。またそれは、加害者側にもいえることだった。真に迫る緻密な心理描写で他の追随を許さない著書の、後世に語り継がれるべき傑作が装いを新たに登場。読みだしたら最後、読み手の心を放さない。
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Posted by ブクログ
まだ上巻だけしか読んでいないが・・・
重いなぁ~。
殺人の被害者家族も
加害者家族もその親族も・・・
その時を境に人生の全てが変わってしまう。
この本では痴情のもつれからの
殺人だったから
独り身の私の人生では
「絶対に無い~ない」と
簡単に考えてしまうが
車の運転をしている毎日だから
加害者になる可能性がある。
自転車で通っている息子がいる。
と言う事は被害者になる可能性も有る。
誰になにが起こっても
本の中の家庭と同じになる。
紙一重の生活を送っているんだ。
と改めて考えさせられた。