【感想・ネタバレ】梅咲きぬのレビュー

あらすじ

優しいばかりが人情じゃない。江戸深川に生きた母娘の波乱万丈。
玉枝は、深川の料亭「江戸屋」の女将・三代目秀弥の一人娘。周囲の人々の温かく、時に厳しい目に見守られながら、老舗の女将としての器量を学びつつ一人前に成長していく。山本作品にたびたび登場する四代目秀弥の少女時代にさかのぼり、母から娘へと受け継がれる江戸の女の心意気を描く、波乱万丈の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

連れが大好きな本というので読み出したけれど、最初ははこの淡々としたテンションに慣れず、何がそんな良いのか?と思いながらダラダラ読んでました。
しかし、玉枝が成長していくにつれ、母のその凛とした生き方が玉枝にうつっていき、その真っ直ぐな、恥のない生き方が、本当に素敵に思えました。
ただ、八木との一途な恋も良かったのですが…40を過ぎてたった一回の口づけだけの恋というのは、ちょっと切なすぎると思いました。
ぜひ、もう一周したいです。

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2012年09月02日

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