【感想・ネタバレ】切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人のレビュー

あらすじ

東京都内の公園で臓器をすべてくり抜かれた若い女性の死体が発見された。やがてテレビ局に“ジャック”と名乗る犯人から声明文が送りつけられる。その直後、今度は川越で会社帰りのOLが同じ手口で殺害された。被害者2人に接点は見当たらない。怨恨か、無差別殺人か。捜査一課のエース犬養刑事が捜査を進めると、被害者の共通点としてある人物の名前が浮上した――。ジャックと警察の息もつかせぬ熾烈な攻防がはじまる!

※本書は二〇一三年四月に小社より刊行された単行本『切り裂きジャックの告白』を改題し、文庫化したものが底本です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ





臓器移植についてドナー、レシピエント、その家族、移植に携わるさまざまな立場の気持ちを想像しながら読んだ。

脳死は死なのか生なのか
自分のことなら死と思っても、まだ体の温かい眠っているだけのように見える家族に対してそう思えるかはその時にならないとわからないんだろうなと

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カエル男の古手川さんが出てくるとの事だったので読みましたが、面白かった!!
やっぱ古手川さんはこちらでも愛される脳筋(笑)
犬養さんとの相性もバッチリなので、カエル男読んだ方は是非読んでほしい。

今作は臓器移植がテーマ。

永江さんの解説にもあったけど、私なら自分が脳死したら、心臓でも何でも持って行って欲しい。だけど知らない人の臓器を受け入れる事は出来ないかも。
それなら潔く最期の時を迎えようと思う。
でも自分の大切な人、私なら自分の子供とかの臓器が知らない誰かに移植されるとして、移植された先で、不摂生とかされて、娘の臓器が粗末にされてたらめっちゃ嫌。
大切に大切に臓器に感謝して生きてて欲しいな。
逆に娘が臓器貰う側なら、毎日誰か脳死してくれへんかなとか考えてしまいそう。
我ながら超絶自分勝手な考えにちょっとくらってしまった。

どんでん返し好きにもたまらん作品でしたが、やはり1番怪しくない人が犯人説は正しいと改めて思った。

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2025年09月24日

ネタバレ 購入済み

面白い

逆転の逆転で本当にびっくりした。中山七里せんの本は大好きでよく読むが、一番びっくりした。また生々しい表現などもありはじめて本を読んでいて胸がムカムカした。とてもリアルで読んでいて考えさせられるところがある。是非いろいろな人によんてもらいたい。

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2022年12月03日

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ネタバレ

真犯人の動機がアホ過ぎて,それを庇った奴もアホ過ぎて,こんな奴らが医者だとしたらトホホ過ぎる世の中だ。
といった小説なのだが,ミステリーとしてはどんどん読んでしまう優れモノ。

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2025年08月30日

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ネタバレ

『人が他人に手を差し伸べるのは、自分が善人であると信じ込みたいからだよ』
過去の”いい人”でいようと必死になっていた自分と重ね合わせ、少々傷口に塩が塗られた感覚が。


後味悪い読後感。自分の見栄とプライドを守るために、人を殺めてでもーー追いつめられた側の狂気と、追いつめてしまっていた側の負い目への狂気。人は愚かだな。……リアルの世界でも通じますね。と、世を知りきった顔になってしまう、愚かなわたし(笑)なに達観してんだよわたし(苦笑)


中山七里沼にハマってしまい///…これから、渡瀬シリーズと毒島シリーズも読んでいこうかな、と。

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2025年05月13日

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ネタバレ

オーディブルにて。

臓器を抜かれる殺人というサイコパスによる犯行かと思いきや…

サイコパスとは言わないが、やばい人のように見えたドナーの母親が最後にはとても温かい人のように見方が変わった。

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2025年05月05日

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首を絞めて殺害した遺体から臓器をごっそり持ち出す、まるでかつてロンドンに実在した切り裂きジャックを彷彿とさせる連続殺人犯の話。

作者は社会派ミステリーを描くイメージがあり、今回の題材は臓器移植。人の死の定義が脳死であることから、身体は生きているにも関わらず、生きながらにして臓器摘出の手術が行われる
本人は生前希望していたことだけど、遺族としてはどう思うのか、自分がもし脳死になったら、家族がもし脳死になったら、決断することができるのだろうか。

生きている人間(脳死というだけで身体は生きている)から臓器移植をすることに疑問を持ち、臓器移植を受けた人間は罪深い人間として犯行の動機を公にしていたが、実際には医療ミスを隠すため。
ミスが公になる前に殺して臓器を回収してしまえば良いというとても身勝手な動機。

作中では臓器移植に対しての社会的な問題提起はフェイクとして扱われたが、読者に対しての爪痕は間違いなく残したと思う。

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2025年04月26日

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ネタバレ

主人公・犬養に向けられる元妻と娘の嫌悪に満ちた態度や、本人が自覚している「女の真意を探るのは苦手」という性格描写から、離婚に至るまでに相当な理由があったのだろうと思いながら読み進めた。ところが明かされた真相は、ただの不倫クズ男で正直仰天。そりゃあ病室に来られても娘に無視されるよな……と妙に納得してしまった。

それだけならまだしも、切り裂きジャックに怯えて移植手術を拒む娘に対して説教を垂れる場面まで描かれていて、読んでいてかなり引っかかった。犬養というキャラクターの価値観や振る舞いがどうにも前時代的で、読み終えたあとに著者のプロフィールを調べたら案の定年配の男性で、妙に腑に落ちてしまった。個人的には、この主人公の造形が最後までモヤモヤの原因だった。

物語全体のテンポもあまり良いとは感じられず、終始足踏みしている印象。登場人物が多く、病院関係者、警察、テレビ局、被害者遺族など、あらゆる立場を描こうとしているためか、どの描写が物語の核になるのか見えにくかった。そのせいで、ラストの真犯人が明かされる場面でも「確かにそんな設定あったな……」程度の感想に留まってしまい、衝撃というよりは淡々とした納得で終わってしまったのが残念。

臓器移植をめぐる倫理や道徳に疑問を投げかける社会派小説としては読み応えがある一方で、「切り裂きジャック」を題材にする必然性はあまり感じられなかった。「切り裂きジャック」や「劇場型殺人」という設定が、むしろノイズになっていた印象すらある。あれほど凄惨な事件が起これば、モチーフを借りなくとも臓器移植をめぐる議論は十分に巻き起こるはずだからだ。

犯人の動機についても、期待していたほどの強度や説得力はなく、肩透かし気味だった。テーマ自体は重く興味深いだけに、個人的にはいくつかの設定や描き方が噛み合っていないように感じられた一冊だった。

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2025年12月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

殺害された後、臓器を取り出すなど、異常な犯人像を思い浮かべながら、読み進めていくと、そうなんです!一番やりそうのない人なんですよね。犯人を追い詰めていく後半は先が気になり、一気読みでした。

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2025年09月20日

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ネタバレ

最後の最後で「あなたが犯人!?」となった時が面白かったです。動機が(?)な印象でしたけど…もっと狂気的な理由とばかり想像していたので…

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2025年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気読みではなく少しずつ休み休みな読み方してしまったせいであんまり話に入り込めなかった(~_~;)
これまで読んだ中山七里先生の本と比べるとそこまでグイーッ‼︎と一気に引き込まれる感じはなかったかな…これまで読んだのがどれも面白かったからちょっと肩透かしのような初めての感覚で私自身やや戸惑い…(・・;)
でも決してつまらなかったわけではなく。
何でかなと考えると、今回の主人公犬養隼人にそこまで魅力感じなかったからかもしれない。
主人公になるほど焦点当たってるかな?キャラ立ってる?とか古手川の方が活躍してない?とかもあるし、奥さんとの離婚原因が自身の不倫というのもマイナス…女の嘘はわからんとか女心はわからんとか言ってるけどイヤイヤお前が悪いんじゃん‼︎^^;
…まぁ他作品も込みで古手川が結構好きだから犬養より古手川の方に意識向けて読んでしまった部分はあるけど笑

(最後の最後で、麻酔を必要とする手術4件に対して使われたリドカインは3人分〜の件のとこ、
ドナー1レシピエント4人で5件じゃないの?志郎がハロタンでやられた3人がリドカインなら三田村は?3人は同日に手術したって言ってたけど三田村は1人だけ別日だったのかな?三田村の術日見落とした?あれ、三田村の麻酔は?……ってちょっと混乱しちゃった。  ねぇ、三田村の麻酔は?^^;)

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2025年03月03日

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