あらすじ
TVドラマ化作品!特撮オタクの共感満載!
とうとう母の決戦をむかえた仲村さん・・・だったが、
最終ステージに選んだ場所はなんと○○○○○ショップで!?
荒ぶるトラブル相次ぐ中、
仲村さんのクリティカルなあおりが母の怒りをとことん吹き出し・・・
「そんなにお母ちゃんが嫌い?」
母からの毒気まとった攻撃を受けながらも、
もう逃げないと覚悟を決めた仲村さん。
『獣将王』の最終回とともに仲村家でも一つの結論が、今、生まれる――!!
「◯◯レンジャー」などに代表される、男児向けの特撮ヒーロー。
『トクサツガガガ』の主人公は、そんな特撮モノが大好きな26歳のOL・仲村さん。
特撮オタクを隠して生きる仲村さんがこっそり、しかし熱く楽しむオタクライフのあれこれ(カラオケで特撮のOPを熱唱したり、ガチャガチャに奔走したり)や、ジャンルを越えたオタク同士の友情など、一度でも何かにハマったことのある人が読めば、共感の嵐まちがいなし!
作中で「特撮ヒーローは子供に向けられた物語だからこそ、『優しい大人になりなさい』という思いがたくさん込められていて、大人になった今ハッとさせられる」というセリフがあるのですが、まさにそれ!
実際、日常でさまざまなトラブル(主にオタバレ危機)に直面する仲村さんが、特撮ヒーローの名セリフに勇気づけられながら困難を乗り越えていく様子は、コミカルだけど、なんでか毎回、ちょっと勇気をもらえちゃうんです。特撮にハマる気持ち、わかるかも。
『トクサツガガガ』は、酸いも甘いも経験してきた大人にこそ響く、オタク賛歌。
読めば読むほど、特撮ヒーローが観たくなりますのでご注意を!(笑)
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