あらすじ
怪獣ダゴン、本作を席巻!
ダミアン少年がハマり、
作品をめぐって
仲村さんvs懐古怪人おじさんの
トークバトルも発生!
初代映画公開から60周年を迎え、
「特撮」の本家本元である怪獣映画『ダゴン』。
リバイバル上映を観た仲村さん
出来もいい、原点なのは疑いようもない――
が、何かが腑に落ちない!?
帰省で同級生と昔話をしたり
友達と海でグラビア撮影に挑戦したり
仲村さんの楽しい夏休みも収録!
話題の「特撮オオタク」コメディ、単行本第8弾!!
「◯◯レンジャー」などに代表される、男児向けの特撮ヒーロー。
『トクサツガガガ』の主人公は、そんな特撮モノが大好きな26歳のOL・仲村さん。
特撮オタクを隠して生きる仲村さんがこっそり、しかし熱く楽しむオタクライフのあれこれ(カラオケで特撮のOPを熱唱したり、ガチャガチャに奔走したり)や、ジャンルを越えたオタク同士の友情など、一度でも何かにハマったことのある人が読めば、共感の嵐まちがいなし!
作中で「特撮ヒーローは子供に向けられた物語だからこそ、『優しい大人になりなさい』という思いがたくさん込められていて、大人になった今ハッとさせられる」というセリフがあるのですが、まさにそれ!
実際、日常でさまざまなトラブル(主にオタバレ危機)に直面する仲村さんが、特撮ヒーローの名セリフに勇気づけられながら困難を乗り越えていく様子は、コミカルだけど、なんでか毎回、ちょっと勇気をもらえちゃうんです。特撮にハマる気持ち、わかるかも。
『トクサツガガガ』は、酸いも甘いも経験してきた大人にこそ響く、オタク賛歌。
読めば読むほど、特撮ヒーローが観たくなりますのでご注意を!(笑)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
海での撮影会!が久々の遠出イベント回感+話の起承転結もしっかりしてて良かった
頭の、昔の同級生クソ山♂と再会して大人になってからの和解特撮トーク回とかもそうで、主人公・仲村さんの無邪気で好きなものは好き!みたいな真っ直ぐなところが話の軸になってて、その分吉田さんや北代さん、歳が離れたダミアン少年etc.の(主人公向きキャラじゃないものの)個性をキチンと出したキャラクター、な部分が伝わって来て撮影会回のような大人数ワチャワチャな空気が面白くなって来た
Posted by ブクログ
あいからわずのあるある、わかるわかるトーク。その時代にあったものをその時代に合わせて作っているから、「懐かしい」となるネタでも今の子にとっては「斬新!」てなったり(エグゼイドとか)思うことがいっぱいある。
原点の話はどのジャンル、どの作品にいても言えることでそうなんだよなあ…と思うことがいっぱいありました。
とりあえず吉田さんの詳細が気になる。
Posted by ブクログ
僕はどちらかというと巨大ヒーロー&怪獣派だったので、
ダゴン関係のエピソードはよけいにうなずけるものがありますね〜。
「どうなっても文句を言う」あたりはヤマトファンとしても…。
今巻も「ファン魂」のあるあるが詰まった一冊でした(^^)。