【感想・ネタバレ】微熱の引力のレビュー

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優秀な家族の中で育ち何事にも自信がなくて臆病な受君と自信たっぷりで傲慢なところのある攻様。本来なら交わることのなかった2人が、家庭のある教授への思慕をばらされないようにと攻様に受君が縋りつくように頼んだことが出会いのきっかけ。
無自覚に受君に気持ちを持っていかれ、それでも恋だと気づかず酷い言葉と態度で受君に接する攻様。
その攻様が恋だと自覚してから、そこからがこの作者さんの文章で最後までぎゅっと心臓搾られます。
教授を好きな受君もいつしか攻様への恋を自覚するが、自覚までに時間がかかりその間のすれ違いもまた切ない。涙が出ました。
それだけに気持ちが通じてからの二人には心底ほっとしましたし、いつまでも幸せでいてほしいと感じました。受君は攻様の言うとおり本当は芯の強いしっかり君でした。
本当に読んでよかったです

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2020年12月18日

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