【感想・ネタバレ】南海蒼空戦記3 マリアナ奪回指令のレビュー

あらすじ

ルソン島海戦で戦勝するも一層激化するマリアナ・硫黄島間の攻防戦。一方欧州では、独工業地帯を空襲するB17の前に、絶大な速度と火力を誇るジェット戦闘機Me262が大挙出現し、戦線は膠着する。二正面作戦に拘る米軍の間隙をつくべく、連合艦隊は手薄になったマリアナ諸島へ出撃を決定、新型艦戦「烈風」を投入する。対する米軍は暗号解読で侵攻を事前に察知し、F6F及び新鋭空母エセックス級、インデペンデンス級で迎え撃つ。B29の実戦配備まで限られた時間の中、果たして日本軍はマリアナを奪還できるのか?

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Posted by ブクログ

XB29の開発終了・配備開始までにマリアナを奪回しましょう!という時間制限付きのキャンペーン。フィリピンを優先して対処したので、当然その間にマリアナの防備は強まっているものの、ドイツ空軍のMe262がB17を落としまくったので、増援が無く守勢にまわっている米陸軍第20航空軍+米太平洋艦隊相手にマリアナ諸島を奪回せんと連合艦隊が…[more]米機動部隊を撃破し、艦砲射撃まで行ってもサイパン、テニアンの飛行場撃破まで。グアムは手つかずでマリアナ奪回はならず。連合艦隊は時と戦力を失い(赤城沈没、二隻中破)、米軍は再建中の機動部隊とサイパン、テニアンのB17と引き替えに時間を得た。

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2018年10月14日

Posted by ブクログ

 日米双方が攻めあぐねている感じ。それでも米軍のほうが実は余裕があるところが横山らしい展開。そして双方ともに空母を損失し、いよいよB29との対決というところか。日本は夜間戦闘機を投入、そして迎撃用ジェット戦闘機の開発に着手するところまで技術を上げてきたが配備が間に合わない可能性が高い。どちらにせよB29による空襲を阻止できるか否かにかぎらずB29が投入されたところが物語の到達点であることに変わりはなく、空襲を受けたとしたら最後の反撃で結末を迎えることになるぐらいか。ただ、否定されたとはいえZ機が話題に出たことが気になる。空襲に対して空襲で報復することもありえるのだろうか。

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2015年07月31日

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