あらすじ
日本国内で国際テロに対抗する極秘組織・外事警察。彼らの行動はすべて厳しく秘匿され、決して姿を公に晒さない――。高まっていく日本へのテロ攻撃の可能性、その実態を懸命に探る警視庁外事第3課・住本に舞い込んだ情報とは……。熱気をはらんで展開する非情な世界を描き切り、ドラマ「外事警察」の原点となった傑作警察サスペンス小説。
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Posted by ブクログ
緊迫感があってとても面白く読ませてもらいました。日本ではテロ対策部隊とかって馴染みがないですが、現実にこの日本でテロ事件が発生した場合、決定権や責任の所在、管轄争い、保身から来る間違った判断、、、など最善の事、当たり前のことが普通に実行できなくなりそう、、、実際に福島第一がそうだった…ホントこの国の有り方を問うようないい作品でした。面白かったです。
Posted by ブクログ
2017/9/17
ああ、もう無理。全然わかんない。
そもそもドラマが全然わからなかったから小説読んだらわかるかな?と思ったけど余計わからなかったわ。
Posted by ブクログ
楽しめはした。
だけれど……ちと、難しすぎたかな(苦笑)。
登場人物多すぎ。
伏線、複雑すぎ。
政治的な駆け引きの描写が、一部ちんぷんかんぷん…(恥)。
回収されない伏線や、雑な扱いで収束させられる前ふりに、消化不良。
悲劇過ぎる主人公家族に、沈む……。
(自分の読解力が足りなさすぎるのでなければ、中2の娘、サークルに近づけさせる前工作として拉致・強姦されたってことよね。その上で、あの扱いはちょっと…引く。)
★3つ、6ポイント半。
2015.03.18.了。
Posted by ブクログ
国際テロ捜査を専門とし、一般的な捜査では取れない捜査方法でテロリストと戦う警視庁公安部外事第3課の物語。
この人の作品は「宣戦布告」以来で、同様にプロットは緻密でリアリティがあり、テーマ・題材はさすが。
ただ全く違うのは、全体の締まりが悪い。
登場人物の多さや急な場面転換も、途中までは伏線じゃないかと考えながら読んで行けるが、諸々の謎を解決することなく同じペースでそのまま最後まで行ってしまうので、そこがちょっと。
他の方も言ってるが、TV・映画ありきなのだろう(まだ観ていない)。
それでも、国際テログループを担当する実在の組織である外事第3課を題材にするのは非常に興味深く、流石だと思わされるし、また違った雰囲気の同テーマの作品を読んでみたい。