【感想・ネタバレ】アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈上〉のレビュー

あらすじ

革命とその後の混乱を経て、平和を取り戻したフロリア。その王都パリゼの隅で、劇作家のオーギュストは小さな菓子屋【パティスリー】を見つける。そこは魅惑の菓子で溢れていたが、無愛想な銀髪の店主は何やら怪しげで、すわ革命派の残党か、或いは盗賊かと疑うオーギュストだったが……!? "将軍の銀の猟犬"と呼ばれ名を馳せた動乱の英雄が、女王の菓子職人として大活躍! 後に"菓聖"と呼ばれることになる青年の伝説を描く、ヒストリカル・ファンタジー上巻!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

街の一角に新しくできたお菓子屋さん。
そこの店主は非常に無愛想だが、反比例して
ものすごく美味しいお菓子を作る。

今だったり、過去だったりと、時間軸がバラバラの短篇。
一体あの戦いで何があったのか、その後どうなったのか。
軸になるのは菓子職人ですが、語りは戯曲作家。
場所が場所ですし、とにかくお菓子が出てくる出てくる。
おやつ時でも、空腹時でも、大丈夫な時でも
ものすごく危険な一冊です。

菓子屋との出会い、看板娘との出会い
シスターとの出会い、そして女王との出会い。
どれをとっても、菓子屋が語り手だとまったくもって
話が進まなさそうな性格です。
と、作者もあとがきで前世(?)を語ってましたし。

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2019年05月09日

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