あらすじ
2014年の『NYタイムズ』『WSJ』ビジネスベストセラー、日本上陸!
ダニエル・ピンク(『モチベーション3.0』著者)
クリス・ギレボー(『1万円起業』著者)
アダム・グラント(『GIVE & TAKE』著者)
他が絶賛する全米ベストセラー、待望の翻訳!
Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務める著者の
99%の無駄を捨て1%に集中する方法とは!?
本書で紹介するエッセンシャル思考は、
単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。
本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、
システマティックな方法論だ。
エッセンシャル思考が目指す生き方は、
「より少なく、しかしより良く」。
そのためには、ものの見方を大きく変えることが必要になるが、
時代はすでにその方向へ動きだそうとしている。
※電子版には、著者による特別寄稿「10周年記念序文」は収録されておりません。
「より少なく、しかしより良く」
本書のテーマであるエッセンシャル思考とは、より多くのタスクをこなすためのものではなく、やり方を変えるための思考法です。具体的には、私たちの抱える90%のタスクはどうでもよいものであり、本当に重要な10%に集中しようというものです。本書でエッセンシャル思考を提案している理由としては、自分の時間とエネルギーを最も効果的に配分することで、重要な仕事で最大の成果を上げることができるためです。
エッセンシャル思考を身につけるために本書では、大まかに以下の3つの技術を紹介しています。
●見極める技術 - 本当に重要な10%のタスクを見極める
●捨てる技術 - 重要ではない90%のタスクを捨てる
●しくみ化する技術 - 重要なタスクに集中するための習慣をつくる
日々忙しいと感じている方にこそ読んでほしい一冊です。
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Posted by ブクログ
PART1:見極める
・いつか着る可能性があるだろうか?と考えるのはNG。「大好きか?すごく似合うか?しょっちゅう着るか?」を考える。
・より少なく、しかしよく努力する。効率的な努力
・日記もより少なく、よりよく書く
・すべての選択においてトレードオフが当たり前であると認識する。
・8時間は寝る
・絶対やりたい!かやらないの二択。やろうかな、程度のことはやらない。90点以上じゃないことはやらない。
PART2:捨てる
・捨てるときには、「もしもこれを持っていなかったら、今からお金を出して買うだろうか?」と思ったら大抵のものは捨てられる
・捨てなければ、他者の目線によって自分の人生を決めることになる。
・明確な(測定可能な)自分自身の人生へのビジョンを持ち、その実現に邁進する
マインド
・断る時:一瞬の嫌な気持ちより、数ヶ月嫌なことをやる方が嫌
・断ることは関係性の問題ではない。相手を拒絶しているわけではない
・断ることで自分の時間を大事にしている、というメッセージが出せて、相手からの敬意をもらえる
・曖昧なyesよりは断った方が相手のため
具体的な方法
・とりあえず黙る
・代替案を出す
・予定を確認して折り返します
・どの仕事を後回しにしますか?
・少しだけは肯定してあげるが、やりたくないことはやらない
・別の人を紹介する
妨げるもの
・所有:既に持っているもの、今の仕事・プロジェクト、持ってる服とかは価値を高く感じてしまいやすい→もしもこれを持っていなかったら、今からお金を出して買うだろうか?と持っていない場合を想定して、判断する。もしこのチャンスが手に入ってなかったが、これを手に入れるためにどれだけのコストを払うか?
・サンクコストを感じない。ここからの判断が重要
・ゼロベースで考える
・辞めてみて、何か不都合があるか?観察する
・仕事においては、土日は働かない、とかxx時間は寝る、などを自分でしっかり線引きする
・相手の仕事を引き受けない、自分のやるべきことに集中する
PART3:仕組み化
・いらないものを入れるための、特大サイズの袋を用意しておく。無意識に捨てられるように
・バッファを設ける
・かかる工数は、自分の想定の1.5倍にしておく
・ボトルネックを常に特定する(自分の思考・仕事・他者など様々考えられる、完璧にしないと気が済まない、などがボトルネックの場合もある)
・小さく始める
・一日は、大変なことから始める
・嫌な習慣になってしまいそうな時は、その瞬間に陥るトリガーに対して別の習慣をくっつける
周囲に流されずに選ぶ。家族と過ごすために仕事を断る、など。
シンプルに
日々、選択することは多くあります。自分にとって必要なのか、取捨選択することは難しいです。シンプルに生きることについて詳しく書いてあります。自分にできることからやっていけたらと思います。