あらすじ
ハフィッドは講演旅行でローマを訪れ、巻物を譲った青年パウロが理不尽に捕らえられていることを知る。処刑された彼の遺志を継ぎ、ハフィッドは残りの人生をかけた、ある壮大な計画を思いつく。感動の名著!
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Posted by ブクログ
自己啓発本のお手本とも言える『世界最強の商人』の続編。
世界最強の商人だったハフィッドが引退して14年。ハフィッドは世界中に自分の成功法を伝えるために講演するようになる。
講演はしかし、それほどの成果は得られず、ハフィッドはこれで最後と思ってナザレでの講演を終えた。
そこで昔からの友人であるセルギウスに会い、聖母マリアとの再会を果たす。
ハフィッドはその後講演旅行でも成功し、かつて教えを伝えたパウロと再会し、成功法を書物にまとめる決心を固める。
十の誓いは、前作同様毎日一巻ずつ繰り返し読むような形式になっている。
前回よりもさらに自己暗示の傾向が強く、続けること、全力を尽くし集中すること、反省することを課している。
物語の持つ力強さは圧倒的に前作の方が強いが、十の誓いはより一般的な教訓として構成されている。