【感想・ネタバレ】6月19日の花嫁のレビュー

あらすじ

わたしは誰──? 6月12日の交通事故で記憶を失った千尋。思い出したのは、一週間後の19日が自分の結婚式ということだけだ。相手は一体、誰なのか。“自分探し”を始めた千尋の前に、次々と明かされる予想外の事実。過去のジグソー・パズルは埋められるのか……。「結婚」に揺れる女性心理を繊細に描き、異色の結末まで一気に読ませる、直木賞作家のロマンティック・サスペンス。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに読みました。
記憶喪失になった千尋が6月19日というキーワードから記憶を徐々に取り戻していきます。主人公がなぜ記憶を失ったのか、どんな記憶を失ったのかが明らかになります。記憶がないことをいいことに、千尋をだまそうとする人、記憶を失う前の千尋に傷つけられた人。千尋は徐々に記憶を取り戻し、本当に思い出したかった人、愛している人を見つけます。
千尋と一緒に混乱し、千尋の過去に憤り、最後にはロマンチックな気分になりました。

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2025年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

違和感のあるところがところどころあり入り込めなかった感じがあり。それでもだんだん記憶を取り戻し始める頃から続きが気になって止まらなくなり、
義母の表裏はゾッとしました。
中盤はよかったけど、序盤と終盤が…。
どの作品も大好きな乃南さんですが、珍しくイマイチかなと感じる作品でした。

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2016年04月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

目が覚めると自分の名前すらわからない記憶喪失に陥っていた。
手荷物から名前はわかり、まず思い出したのは「1週間後の6月19日に『誰か』と結婚式を挙げる」という1点のみ。

記憶の一部を思い出したと思っても、それはあくまで一部であり認めたくない己であり。
記憶喪失に継ぐ記憶喪失なんてあるのか分からないけど一筋縄ではいかない展開で面白かったです。
ただ最後の方は話が簡単に読めたのでもう少し意外性が欲しかった

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2012年05月21日

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