あらすじ
セーフティネットの狭間で置き去りにされた40歳以上は推定100万人! このままでは「老後破産」者が激増してしまう。ところが、どうすればいいのか、わからない。ハローワークを訪ねても同じ求人がグルグル回る「カラ求人」や、非現実的な「神様スペック」を求める企業が少なくない。いつの間にか時間が過ぎ去り、やがて家族ごと地域に埋没する―。ひきこもりが「長期化」「潜在化」する背景と、新たな取り組みを探った。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
引きこもりとニートは違う
ブラックお金のカラクリ
通常 売り上げ-経費(給料)=利益
ブラ 売り上げ-利益=経費
つまり利益先に決められていて、経費は二の次
内部留保に関係してくる
役所のの流れ
自助⇒共助⇒公助になる
迷惑をかけるなという日本の家意識、根幹にあるもの
恥の文化からも起因しておる
内閣府が出した2010の実態調査
引きこもり70万人潜在群155万人
*あくまで39歳までの踏査結果
都道府県の割合でみると40歳以上の中年の人数が多い
FSの考え方は面白い(北欧生まれのフューチャーセッション)
Posted by ブクログ
ひきこもりは簡単なきっかけで起こり得るということ、ひきこもりが発達障害から来ている場合もあること、逆にひきこもりが新たな障害や病気を作っている場合もあること、対人関係・就職問題・貧困など様々な社会上の問題をたくさん抱えざるを得ない状況に置かれてしまうこと、などわかりきっていることから意外と知らなかったり、見落としがちだったりすることまで網羅されていると思います。
ハローワークの話はちょっと衝撃でした。
「ハローワークは何度も行くと大抵『こいつ前にここで会ってる』ってヤツに出くわす。何年経っても何回も出くわしてお互いに心の中で『ああ、こいつもまた仕事だめだったんだな』って思いあってるのがわかる。職員も同じヤツがいて行くと覚えられてて、言われなくても『こいつまた来た』と思われてるのがわかる。だからハローワークになんか行きたくない」と当事者から聞いたことがあり、その時はそんなこと言っている場合かと思いましたが、今になると心が折れるんだろうなと思います。ただでさえ対人関係が苦手な人が多いだろうと思われますし。
後半、医療の話がかなりでてきますが、自閉症に関わる治療についての話がちょっとひきこもりの本質の話からそれているのではと思いました。そういう場合もあるのでしょうがそこで具体的な薬の名前を出して語るほどひきこもり全体に関わっている病態とは思えませんし、ひきこもりと自閉症は一緒には語れないと思います。
字面から同じようなものと世間では思っている人もまだかなり多く、ここで一緒に語ってしまえば余計に誤解が増すだけなのでは、と懸念しました。
ひきこもりとの関わりで語るとしたら、広汎性発達障害までではないかな、と思いました。
しかし緘黙という言葉を知らなかったので、「アレはそういう状態なのか」と今まで疑問に思っていた状態に名前がついたのは収穫でした。名前がつくことで出来る対策や打開策が出る場合もあります。
解決に向けての現在の活動の状況などが最後のほうに書かれています。正直「現実的だろうか」と思うことも多々でてきますが、それでも出来るのならば一つのきっかけですから、やらないよりはやったほうがいいのかもしれない、と思いました。
私からすると都会の話であり、地方ではまだひきこもりは「掘り起こされていない」と最終章を読むと実感させられます。