あらすじ
「水の惑星」46億年の事件史! 宇宙で唯一知られる「液体の水」をもつ海は、さながら「地獄絵図」の原始地球でいくつもの「幸運」の末に産声をあげました。しかし、それはわたしたちにとっては、猛毒物質に満ちたおそるべき海だったのです。原始海洋が想像を絶する数々の大事件を経て「母なる海」へと変容するまでの過程から46億年の地球進化史を読み解き、将来、海が消えるシナリオにまで迫ります。(ブルーバックス・2013年2月刊)
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Posted by ブクログ
自分にはびっくりすることばかり。
例えば、以下のようなこと。
・超大陸は3億年周期で何回も形成されていた。
・水は、海溝から地球内部へ飲み込まれ、火山活動によって放出されている。
・地球内部の放射性元素の崩壊熱によって地球が暖められているが、放射性元素が減っている。その結果、地球は冷えるため、海溝から取り込まれた水は地球内部にとどまり、10億年後には海がなくなるかもしれない。
Posted by ブクログ
初めて月の起源として「ジャイアント・インパクト説」というのがあり、それが科学的に一番もっともらしいということを知った。
まだまだ知らないことがたくさんある。この本を読んでよかった。