【感想・ネタバレ】海はどうしてできたのか 壮大なスケールの地球進化史のレビュー

あらすじ

「水の惑星」46億年の事件史! 宇宙で唯一知られる「液体の水」をもつ海は、さながら「地獄絵図」の原始地球でいくつもの「幸運」の末に産声をあげました。しかし、それはわたしたちにとっては、猛毒物質に満ちたおそるべき海だったのです。原始海洋が想像を絶する数々の大事件を経て「母なる海」へと変容するまでの過程から46億年の地球進化史を読み解き、将来、海が消えるシナリオにまで迫ります。(ブルーバックス・2013年2月刊)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自分にはびっくりすることばかり。

例えば、以下のようなこと。
・超大陸は3億年周期で何回も形成されていた。
・水は、海溝から地球内部へ飲み込まれ、火山活動によって放出されている。
・地球内部の放射性元素の崩壊熱によって地球が暖められているが、放射性元素が減っている。その結果、地球は冷えるため、海溝から取り込まれた水は地球内部にとどまり、10億年後には海がなくなるかもしれない。

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2013年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めて月の起源として「ジャイアント・インパクト説」というのがあり、それが科学的に一番もっともらしいということを知った。
まだまだ知らないことがたくさんある。この本を読んでよかった。

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2022年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

地球の成り立ち、海の成り立ちがわかる本。
遠い未来、火星のようにすべての水が地上からなくなってしまう可能性があるらしい。

この壮大な物語の一部を自分が関わっているのが信じられない。
この世がなんのためにこうなっているのかがわからない。

人間自体、自分自身があるような、ないような、そんな世界に生きている。

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2017年12月20日

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