【感想・ネタバレ】明治のお嬢さまのレビュー

あらすじ

令嬢たちの才能や個性を生かす道が限られていた明治期、社会は「嫁は美貌が第一」という風潮だった。そのため彼女らは、美白、ダイエット、整形手術と美に磨きをかける。お嬢さまの秘められた実態を明かす。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 明治時代、士農工商が解消し、四民平等の世の中になったとはいえ、皇族、華族(旧大名、公家、富豪など。公・侯・伯・子・男爵)、士族、平民の階級が。ノンフィクション作家の黒岩比佐子さんが、華族の令嬢たちの生活の様子を再現しました。「明治のお嬢さま」、2008.12発行。広大な御殿、部屋数は70、使用人は150人・・・。嫁探しの授業参観は面白いです。九条節子は在学中に皇太子(大正天皇)の妃に。驚きは華族の70%が妾持ち(家系の存続、財産の継続)。明治天皇も皇后の他に5人の典侍(側室)を。大正天皇以来側室なしに。

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2022年04月20日

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