あらすじ
『弥勒の掌』の著者が贈るユーモア・ハードボイルド。
京都で探偵事務所を営む「私」のもとに久々にやってきた仕事の依頼は、なんと誘拐事件。もっとも、誘拐されたのは家で飼われていたドーベルマンで、つまりは犬の捜索なのだった……。なぜか苦手な動物がらみの依頼ばかり次々に舞い込む探偵の困惑と奮闘を描いた傑作ユーモア・ハードボイルド5篇を収録。探偵は事件解決のため、今日もケモノに立ち向かう!
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Posted by ブクログ
ディプロトドンティア・マクロプスの関連作品なんですね~。
ゆるハードボイルド、若干ミステリ。
あとがきを読んでなるほどなぁと。
お向かいの獣医さん、結構好きです(笑。
Posted by ブクログ
「ディプロトドンティア・マクロプス」の前日譚
動物がらみの依頼ばかりくる探偵のお話。短編集
≪あらすじ≫
「狩人は都を駆ける」
犬を誘拐し身代金を要求した犯人は小学生だった
「野良猫嫌い」
連続野良猫殺しを調査すると被害にあった猫は全て雄だった
「狙われたヴィスコンティ」
ドッグショーを辞退しろと脅迫を受けた犬のボディガードをすることに
「失踪」
「猫さらい」された猫を捜したら依頼主の旦那が犯人だった
「黒い毛皮の女」
車で轢きそうになった猫の飼い主を捜していたら殺人事件に行き着く
≪感想≫
ジャンルが「ユーモア・ハードボイルド」らしく、ドンデン返しのない普通のお話だった。
現代のペット事情が主軸の作品。