あらすじ
おれわあいくぞう ドバドバだぞお……潮騒うずまく伊良湖の沖に、やって来ました「東日本なんでもケトばす会」ご一行。ドタバタ、ハチャメチャ、珍騒動の連日連夜。男だけのおもしろ世界。
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Posted by ブクログ
数十年ぶりに再読、やっぱり面白い。当時、椎名誠の文体にハマったものです。
椎名誠と本の雑誌社関係者を中心とした怪しい探検隊「東日本何でもケトばす会」は、日本の離島にキャンプ用品一式持ち込んで、浜辺で大宴会を繰り返す。魚、蛸・・・海産物は現地調達。突然歌い出し、火を吐く。蚊の襲撃と戦い、朝には惚ける。
70年代〜80年代、怪しい集団が怪しいキャンプするのがまだ許された時代だった。いま、大焚火して、周りで踊って、火を吹くなんてことができる海岸はこの国に残されているんだろうか?
そこから40年以上経って、探検隊のメンバーには鬼籍に入ってしまったものもいる。思えば遠くへ来たものです。
ただただ、面白い。