【感想・ネタバレ】これからの誕生日のレビュー

あらすじ

千春はバス事故で友人や教師を失い、一人生き残った罪悪感に打ちのめされる。そんな千春を取り巻く弟、伯母、担任教師、亡くなった友人の母親、新聞記者、ケーキ店店主という6人の視点で、人間が新たな一歩を踏み出してゆくまでの道のりを丹念に見つめる。明日を生きるための強さを優しく描きだした連作短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

辛いけれどページをめくる手がとまらなかったです。

バス事故でじぶんだけが生き残ってしまった主人公とその周りで生きている人々の視点から描かれた作品。

それぞれの気持ちが丁寧に描かれているからこそ上手く伝わらない部分にモヤモヤしたり悔しくなったりしました。


ゆっくり時間をかけて生きていく。

るい兆しが見えたラストで救われました。

0
2024年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

穂高さんの本は初めて。
読んでみたいと思っていた作家さんのひとり。

高校生の千春。
バスの事故で友人、教師が犠牲になる中、たった一人助かった。
罪悪感にさいなまれる千春。
千春を支えたい家族、担任教師。
亡くなった友人たちの家族の千春への思い。
この事故を取材する新聞記者。

苦しい現実。
伝わらない思い。
でも、前に進むしかない。
時間はかかっても…

良い本でした。
他の本も読んでみよう。

0
2018年06月27日

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