【感想・ネタバレ】海狼伝のレビュー

あらすじ

【第97回(1987年)直木賞受賞作】
ときは戦国。海と船への憧れを抱いて対馬で育った少年笛太郎は、航海中、瀬戸内海を根城とする村上水軍の海賊衆に捕まり、その手下となって、やがて“海の狼”へと成長していく。日本の海賊の生態をいきいきと描いた、夢とロマンが香る海洋冒険時代小説の最高傑作。「海を舞台にした小説は外国には多い。海洋冒険小説という一つのジャンルが確立しているほどである。四面環海の日本にそれがないというのは、ふしぎな現象だ。(略)日本の海洋小説の一里塚を築けたとすれば、私としては本当にうれしい」(「著者のことば」より)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 「村上海賊の娘」の流れ。時代設定もほぼ同じ頃、石山本願寺と信長との海戦も出てくるがこのお話は対馬から始まる。 もちろん瀬戸内も村上海賊衆も重要な役どころで出てきます。こちらのほうが少々スケールが大きいかな、でもエンターテイメントとしての面白さ、映像的な描写の面白さは「村上海賊」に軍配が上がるような気がします。
 続編の「海王伝」も読みます。

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2014年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とにかく面白い。日本の歴史小説でいて海洋小説というのは珍しい。
時代は織田信長の戦国時代。瀬戸内の村上海賊を中心に、その頃の海賊達の様子が良くわかる。朝鮮や対馬の歴史の背景も興味深く、電車から降りても区切りの良いとこまでホームで読んでしまった。第79回直木賞受賞作品。
最近は息子の白石一文の小説は良く読むけど、父親の方はこれが初めてだけど、才能ある親子です。

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2011年11月03日

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