【感想・ネタバレ】坂本龍馬に学ぶのレビュー

あらすじ

あれかこれか―危機に直面したとき、二者択一の選択をする前に「第三の道」を考える。二十一世紀の現在と同じような閉塞状況にあった幕末、坂本龍馬が追い求めた「第三の道」とは―。土佐が生んだ地球的規模人間・龍馬。その広い視野と自由奔放の行動力で、日本最初の株式会社海援隊を組織し、薩長連合から大政奉還への道を切り拓いた。世界の中の日本を構想しながら、志なかばで凶刃に倒れた龍馬の人間味あふれる魅力とユニークな発想を明快に語る。いま、なぜ龍馬なのか。

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Posted by ブクログ

購入者:櫻井(2010.4.19)
龍馬ブームに乗って読本しました。龍馬さんの人間的魅力について、大変参考になりました。印象に残った文章はP178にあります。龍馬さんのように自己変革を続け、成長し続けたいです。

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2010年12月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

■太陽系における一個の彗星たり

書籍「坂本龍馬に学ぶ」(新人物文庫・堂門冬二・287頁)から。
以前から、堂門冬二さんの歴史人物作品が好きで
機会あるごとに、彼の作品は読んでいたが、
今回は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」にあわせて、
この作品を読んでみた。
龍馬を、ワンフレーズで表現したい、と考えていた私には
「坂本龍馬は、太陽系における一個の彗星たり」が心に残った。
「維新土佐勤王史」に書かれている、
龍馬と武市半平太との関係らしい。
「坂本龍馬は、太陽系における一個の彗星たり。
故に必ずしも瑞山(武市半平太)を中心とする軌道を
回転するものにあらずして、時には遠ざかり、時には近づく。
又この彗星に吸引される一、二の遊星をも有せり。」
この彗星の動きは、龍馬像として、捉えることもできる。
彼の元に、多くの人が集まったのは、
彼がアウトサイダーであっても、反社会的ではないという
信頼感があったのではないか、と堂門氏はいう。
なるほど、彗星も太陽系を外れるわけではない。
私も、こんな生き方をしたいなぁ。

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2012年01月30日

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