あらすじ
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怪人二十面相の正体は誰か。原作者の江戸川乱歩さえ触れることのなかった永遠の謎を劇作家でもある著者が大胆な想像力と緻密な構成で描く。父が自殺し母も行方不明となった平吉は、孤児院に行くことを拒否して、自らの意志でサーカス団に入門する。そこで平吉の面倒をみることになったのは、あらゆる芸を即座に自分のものにしてしまうサーカスの天才・武井丈吉だった。芸の師匠でもある丈吉を父のように慕う平吉だったが、突然、丈吉はサーカス団から姿を消してしまう。「世間をあっといわせる泥棒になる」という言葉を平吉に残して。話題の映画「K‐20」原作。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
映画「K-20」とはだいぶ違うけれど、わたしはどちらも好き。
乱歩の二十面相作品と時代感とか世界観が一緒(当たり前だけど)でこちらのほうがアヤシさが少ないぶん冒険活劇的。
これ一冊だけより、PART2と二冊続けて読むほうが話が完結するのでおススメです。
Posted by ブクログ
映画をだいぶ前に見ていて、たまたま見つけたので
読んでみたのですが…
あれ、だいぶ映画と…違う…?
まだパート2を読んでいないので、なんとも分かりませんが。
パート2も読んでみたいです。
丈吉(二十面相)の活躍、わくわくしながら読みました。
視点がころころと変化するので、どちらがどちらを
読み切っているか、はらはらドキドキでした。
怪盗ものっておもしろいですよねー!
もう一度ルパンが読みたいです。
それにしても小林くん、助けてもらったのに
それはなかろう、と。
純真な子供というか、ちょっと狂信の沙汰です。
りんごのほっぺの小林くんが好きなだけに…
ちょっときついものがあります…^^
ちなみに北村想は、児童文学で一度読んだことがあります。
「黒の女王との戦い」だった…かな…?
とり・みきが挿絵でした。
相対性理論が駆使された、歯ごたえのある本…だったような。
Posted by ブクログ
で、こちらは、1作目のみのやつなんですが、今度公開される「K−20」の原作です。
といいつつ、映画は全然小説とは違うみたい・・・見に行くのやめようかなあ・・・
ちなみに、続編も文庫化されるのでしょうね。まだ見ていないけど・・・
Posted by ブクログ
子供のころから読んできた「怪人二十面相」。
江戸川乱歩の作品を二十面相視点で描いたような作品。
子供のころはおどろおどろしいだけだった二十面相もなんだか人間らしさが滲み出ていてよかった。
最初のほうのサーカスのくだりは退屈だったけど後半、一気にパート2へと続く話の展開はかなり期待を持たせる終わり方だった。途中まではパート2は読まなくてもいいかなぁって思ったけど続けて読んでみようかと思います。