【感想・ネタバレ】夏、19歳の肖像のレビュー

あらすじ

バイク事故で入院中の青年が、病室の窓から目撃した「谷間の家」の恐るべき光景! ひそかに想いをよせる憧れの女性は、父親を刺殺し工事現場に埋めたのか? 退院後、青年はある行動を開始する--。青春の苦い彷徨、その果てに待ち受ける衝撃の結末! 青春ミステリー不朽の名作が、著者全面改稿のもと新装版として甦る。

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ネタバレ

一読惚れ…。

もうかれこれ30年近く経ったんですかね、この作品が出版されてから…。

確かその頃自分は高校生だったと記憶していますが、テスト勉強そっちのけで読破し、正に「一読惚れ」してしまった作品です。懐かしいなぁ…。

島田先生は改版がお好きで(これはこれで愛読者にとっては迷惑w)、自分が読んだ頃とは大分変わってる気はしましたが、このロマンチックなストーリーを読むと、熱中していたあの頃の自分を思い出して、恥ずかしくもあり懐かしくもありで、忘れられない作品です。確か直木賞の候補作には入ったんですよね、これで。

賞とは何故か縁遠かった島田先生ですが、今やミステリ界の大御所と成った今を考えると、コレか「占星術…」で乱歩賞を獲れなかった事は、未だに残念な想いが脳裏を過ります。

中高生ぐらいの方(特に男子!)が読んだら、胸キュン必至の素敵な小説です。だから「『異邦の騎士』と似てるね」とか、言っちゃダメなんですよ、ファンの方はww!!!

#胸キュン #切ない #ドキドキハラハラ

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2022年04月02日

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