あらすじ
世界は自分のために回ってるんじゃない、ことが、じんわりと身に滲みてきた大学時代……それでも、あたしたちは生きてゆく。凹み、泣き、ときに笑い、うっかり恋したりしながら。
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Posted by ブクログ
「もやもや大学生に贈る」っちゅうかんじでした。短編。だけど、ひとつの大きな大学のなかでの話ですな。だからどっかしら繋がっている。
どれもこれも共感しながらよみすすめました。
飾っていない感じが生っぽくていいなあと思った。
いろんなタイプの人間がどっさりでてきて、こういう人大学にいるよなあ、と度々思えた。
すらすら読める本ですな。
所々にでてくる、おっと思えることばえらびもちょいちょいあって素敵。
それから作者のあとがきを読んで、また読もうと思える作品。「選ばれる」と「選ぶ」ね。なるほどなあ、と。
とにかく大学生のうちに読めて良かったと思えた。でも大学出てからのほうが案外、グッとくるものがあるかもね、な作品。