【感想・ネタバレ】鳥籠学級 7巻のレビュー

真柴真

【さようなら、僕の世界――】
異世界での記憶が戻ったミカゲ。そして正体を現したクギウチ。すべての決着をつけるため、ミカゲが出した決断とは!? 二つの世界を股に掛けた、壮大な閉鎖学園ストーリー完結!!
(C)2011 Shin Mashiba

[ブクログ · ★★★☆☆]

記憶をなくした少年『ミカゲ』が、『向こうの世界』と関わると信じる先生に拾われ、寮生活をしつつ、学校での生活をしていく。
５巻でミカゲは『あちらの世界』に引き込まれる。
６巻で現在に帰って来るが、あちらの世界での出来事を目の当たりに。
　ミカゲの本来の真名を知り、過去が蘇る。謎解きが始まる。
７巻で終了。本当の世界へと帰るミカゲ。
　ミカゲの姉は眠り続けるレンと同一。
　向こうの世界の神官がクヨウを乗っ取り、クギウチも乗っ取っていて。
　双子の弟ユイカイに導かれて、無事にあちらの世界へ。
　戻る事もなく、ミカゲの旅は終る。

終は始まり。

いわばパラレルワールドの平行世界軸がズレて一人の少年がこちら側に来てしまい、その結果あちらの世界が変わっていくという基本設定。
１つコトが起きる度に、向こう側が一触即発と言う事態に。

４巻にオマケのマンガ載ってます。