あらすじ
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八百比丘尼となった玉梓の霊に八犬士が勝利して、物語は大団円をむかえる。発表以来、時代時代の新しい読者を得てきた物語。
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Posted by ブクログ
八犬士が揃って戦うだけで胸が躍りました。最終巻はあまりハラハラすることもなく、疾走感を味わえました。
最後の戦いで、逃した敵の数の方が多かったところが八犬士らしいなと思いました。潔さもかっこよかったです。
ただ、玉梓は結局どうなったのかが気になりました。真の黒幕を倒さないで終わったのは意外でした。
あとがきで物語を一部変えているところがあると知り、原作を読んでみたいと思いました。
最後までとても読みやすいので、「南総里見八犬伝ってどんな物語なんだろう?」と思っている方におすすめしたいです。
Posted by ブクログ
再読も遂にラスト、四巻目!
なんだか、駆け足で物語が進んだ気がする・・・
敵のやられ方も基本的にあっさりしすぎてて、なんだか拍子抜けしないでもない
それでも躍動感はあって、夫々目的や仇討ちに成功してるし、最後もハッピーエンドだけど・・・
縁結びをくじ引きで決めるってどうなの (親兵衛とか一の姫とくっついて、一番下の犬士と一番上の姫って・・・とか思わなくもない)
全体を通すと、善側の女性陣が可哀想な最期を遂げる人ばっかりだし
結局妙椿/玉梓が最後どうなったのか不明なままだし、あとがきを今回初めて読んだんだけど、原作を1/7に縮めてあって、その分読みやすくはあったけど、登場人物も少ないらしいし、籠山逸東太が別の人の役割も果たしたり、原作に出ない人が居たり、しまいには最後の戦いに親兵衛は出ないから原作書き換えたとか・・・
編集はいい点も悪い点もあるわけで・・・だからこそ原作を読んでみたいんだけど、原作はとても長いし、引用を見ると読みにくそうでもあって悩む
どこかに原作に本当に忠実で、それを現代風に読みやすくしたものはないんだろうか
あったら絶対読むんだけどな
☆5つあげたいとこだけど、初めて読んだあとがきで知った事実が残念だったので−1で
Posted by ブクログ
無事完結。
おもしろかった。
が、ちょっとあっけなかったか?
妙椿はどこに?
あの合戦のあと、玉梓の怨霊との直接対決があるとおもいきや、
なんか四天王埋めて一件落着。
しかも八剣士に八人のお姫様って・・・・。
まあ、画面としてはめでたしめでたしでいいんだが、
なんとゆーか物足りん感じもあり。
後書きがおもしろかった。
なんと原作の六分の1から七分の1だとは、
とゆーことは原作で読んだらこの6、7倍ってこと?
なんて大長編なんだ・・・・。
しかも完結まで28年って・・・・。
今より物語の種類も少なかったろうし、読者の渇望も強かったんだろうなあ。
キャラクターグッズもいっぱいあったとのこと。
今も昔も物語を楽しむ人の心は同じってことか。
でもってそこに商機を見出す商人も。
超娯楽大作だったってことだな。
それぞれ贔屓の犬剣士がいたりしたんだろうなあ。
そう考えるとなんか楽しい。