【感想・ネタバレ】封神演義(下)降魔封神の巻のレビュー

あらすじ

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悪行非道の限りを尽くす商の紂王に対して、立ちあがった周は、商の都である朝歌をめざして攻めのぼる。しかし、朝歌までは五つの関所を突破しなければならず、各関所にはその勇猛ぶりで名を馳せた守将たちが周軍を待ちかまえていた。周軍、商軍の両陣営のすぐれた武人、道人、仙人たちの魂が、つぎつぎに封神台へと飛ぶ。周軍はついに朝歌に入り、紂王は自害する。巻末に封神演義人物事典付き。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

封神演義。
そもそも封神とは、仙ではない仙、人ではない人を、新しく作った「神」という位に押し込めよう、という天人の思いつきだ。
商と周の戦いを通して、ついでに封神を進めよう、ということらしい。
最終番ということもあり、たくさんの敵味方が次々と倒されていく。強さのインフレ感は否めないが、仕方のないことだろう。
強い宝貝を持っていた人(道人)の勝ち。
商は周に敗れる。
商は狐の精、妲己に操られていたが、最終的には妲己も倒される。
めでたしめでたし。

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2024年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

紂王を討つため、武王・姜子牙(太公望)の一行は都・朝歌へ向かう。その間、5つの関所には名高い武人・仙人たちが待ち受けていた。人間界も天界も多くの犠牲を払いながらも、一同の騒乱もいよいよ決着へ。

姜子牙が紂王の「十の罪」を読み上げる場面と、妲己をはじめとする三妖を討つ場面はラストに相応しく、悪が悪として正しく罰せられる流れは読んでいて気持ちの良いものでした。(それにしても女媧は散々人間界を引っ掻き回したそもそもの張本人にも関わらず、去り際があまりにもさっぱりしていませんか…?)太乙真人と哪吒の関係が良好な点と、申公豹が全力の噛ませ役である点は、藤崎版の漫画を読んだあとだと際立ちます。申公豹がただの粘着キャラに…。
せっかくなのでこの勢いで『西遊記』(哪吒・楊戩が登場)を読み直します。絵本以来だなぁ…。

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2018年01月26日

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