あらすじ
写真家志望の大学生・慎吾。卒業制作間近、彼女と出かけた山里で、古びたよろず屋を見付ける。そこでひっそりと暮らす母子に温かく迎え入れられ、夏休みの間、彼らと共に過ごすことに……。心の故郷の物語。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
描写が分かりやすく、かつ美しく、一気に読みました。
優しい気持ちになれる本で、大切な人の大切さを想うことができる本でした。
大切な人を失った時、見失いそうになった時に読みたい一冊。
Posted by ブクログ
前半の美しい田舎の風景とそこで生きる人たちの姿が
キラキラと輝いている情景とともに浮かび上がってくる。
中盤であからさまな人生訓、お涙頂戴のような言動があり、
興ざめしてしまい一度は読むのをやめてしまったのだが
それでも一応最後まで読んでみようと読み進めた。
後半には心に響く言葉が散りばめられており
やっぱり最後まで読んでみて良かったなと最終的には感じた。
”神は細部に宿る”や”心って、やっぱり心臓にあるんだな”など。
あとは作者のあとがきの最後の方に書かれていた
別れを思いながら目の前の人のことを大切にするという旨の
文章が今の自分には必要な言葉だった。
Posted by ブクログ
「夏」っていう雰囲気を感じられる良い本だった。
出てくる人物全員が暖かい人で安心して読めた。
自分の名前がそんなに好きじゃないので余計に「名前は親から貰った形見」っていうのが特に心に刺さった。
増田貴久のhanamiもそんなこと言ってたな。
雰囲気の描写から匂いや色を鮮明に感じられる、いい風を常に浴びているような気持ちのいい本。
チョット泣いてしまった
職場の昼休みに電子書籍はよむことが多いのですが、年齢的にも親子の生のリレーといった展開にちょっと泣いてしまった。
一方で、この作品のような場所に移住してきた私からすると、優しさや軽さだけでなく、重さを感じさせる表現のほうが伝わる部分も多いかなとも感じました。