【感想・ネタバレ】デッドマンのレビュー

あらすじ

身体の一部が切り取られた猟奇死体が次々と発見された。鏑木率いる特別捜査班が事件を追う中、死体から蘇ったという男からメールが届く。自分を殺した犯人を突き止めるために協力したいとあり…。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

十三年も前に書かれたものとは思えないほど、知識もテクノロジーも古臭くない。
まず、登場人物たち皆キャラが立ってて“いいヤツ”なので、読んでいて全くストレスがないし好感が持てるので警察側に感情移入しやすい。
謎や殺され方も使い古されたものではあったけど、ホワイダニットが斬新。気持ちよく騙された〜!
だ、ホントに…犯人側が切ないし、マジで最後はエーンお前が死ね〜(包丁を振り回す絵文字)になってしまうので、そこだけモヤる…。猿が死ななくてよかった…。

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2025年02月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかった!

死体から人間を作れるはずないとわかっていても、もしかして…と思ってしまった。
捜査する4人もそれぞれタイプが違ってよかった★
男の人が1つのことに向かってがんばってるのってかっこいい!
元刑事さんは切ないなあ…。

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2018年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価は5

内容(ブックデーターより)
頭部がない死体、胴体がない死体、右手がない死体…。遺体の一部が持ち去られる猟奇殺人事件が6件連続して発生した。捜査が混乱を極める中、ある日本部に1通のメールが届く。僕は継ぎ合わされた死体から蘇った死人です。僕たちを殺した犯人を見つけてください―。鏑木警部補率いるクセ者揃いの特捜班が前代未聞の謎に挑む。度肝を抜く結末が待ち構える警察小説新次元!横溝正史ミステリ大賞受賞作、待望の文庫化。

刑事達の個性表現に今ひとつキレが無かったのが残念だったが、個人的に話は面白かった。

しかし内閣官房長官…こんな人が生き延びて良い思いしてるって、許せない気持ちになった。人生平等じゃないんだ!と改めて思い知らされた。

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2017年10月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々の個人的スマッシュヒットで一気読み。あとがきにあるように、作者はまさに活字のイリュージョニストと思いました。

事件の猟奇性、そしてバラバラ死体から一人の人間を作るという奇抜さ。まずこれらの点に興味を惹かれました。終盤、そのトリックはおよそ予想できるようになりますが、最後まで「読む」モチベーションを維持するには十分な要素。

他にも高坂の正体は?デッドマンの時代錯誤感はなぜ?現職の官房長官が何に関わってるのか?など、終止ダレることない展開は最高。

そして何より登場人物が個性的でとても良いと思います。

まちがってシリーズ3作目になる(と思われる)「ダンデライオン」を先に読んでしまったのですが…そちらは既に読んでいる人向けだったためか描写不足感があったのですが、本作は一作目ということもあって各キャラがしっかり立ってて個性的に描けているので、分かりやすくて印象に強く残りました。

二作目以降も読んでみたくなり、また「ダンデライオン」も再読してみたくなりました。

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2016年08月28日

ネタバレ 購入済み

面白い。

デッドマンの正体が死者蘇生で蘇ったオカルト的存在だと思ってたのが、まんまと騙されました。
次回作も出てるので近いうちに買うつもりです。

#アツい #感動する #ドキドキハラハラ

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2023年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全体的には可もなく不可もなくくらいの印象なんですが、この手の復讐話ってどうも苦手で・・・結局のところかなりひどい目にあってるわけですが、倫理とかそういうものに配慮してのことなのかわかりませんが、復讐を綺麗に遂げる結末ってほとんどみたことがないんですよ。往々にして追いかける警察側とかでも「俺だってあんな畜生殺してやりたいさ!でも・・」みたいなね。それこそ「倍返し」じゃないですけどB級スプラッターなみのめちゃくちゃひどい目にあわせてああすっきり!みたいなのがたまにはあってもいいんじゃないかと思ってみたり。これであいつも社会的には抹殺されたみたいなふわっとした感じじゃなくて。
この本だって、計画の流れで殺されちゃった孫のみなさんのほうが気の毒じゃないですかね?

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2017年05月19日

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