【感想・ネタバレ】山猫の夏のレビュー

あらすじ

船戸与一最高傑作堂々復刊。

冒険小説の第一人者、船戸与一最高傑作『山猫の夏』が、この夏堂々復刊。

舞台は、ブラジル東北部の町エクルウ。アンドラーデ家とピーステルフェルト家が、互いに反目し合い、抗争が繰り返される血なまぐさい町に、山猫(オスロット)と呼ばれる一人の日本人・弓削一徳が現れる。ピーステルフェルト家から、ある依頼を受けた山猫。その依頼とは、敵対するアンドラーデ家の息子・フェルナンと駆け落ちした娘・カロリーナを捜し出し、生娘のまま連れ戻してほしいというものだった。ブラジル版ロミオとジュリエットに端を発した血塗られた追跡劇。両家の抗争の裏で動く莫大な金と大きな野望、捜索の中で出会う旧知の男と山猫との因縁の対決、そして最後に明かされる山猫の思惑と正体・・・手に汗握る怒濤の展開、読み出したら止まらない究極のエンターテイメント小説。執筆から30年以上たっても色あせることのない名作を完全復刊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

友達から借りた時に、本の厚さにちょっと躊躇したけど、読み始めるとページを繰る手が止まらないくらい面白かった!
エクルウは架空の街だろうけど、街の雰囲気が有体にまざまざ浮かぶのって、相当描写が素晴らしいんだと思う。
そしてみんな死んでいくし…。山猫は生きて夢を達成してほしかった…。

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2015年09月08日

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