【感想・ネタバレ】文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代のレビュー

あらすじ

“異能”を使い暗躍する兇悪なポート・マフィア。組織のなんでも屋・織田作之助は、首領直々の命を受け、情報屋・坂口安吾の行方を追うことに。だが、それは史上最年少幹部・太宰治の組織決別へとつながる事件に!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あの太宰さんが“友達”と呼ぶ二人。
きっと三人で写った写真を、今でも大切にしているんだろうなと思います。
織田作すごくかっこいい。
安吾もつらかったんじゃないかな、本当は一番。
漫画でちらっと出たの見つけたとき、また泣きそうになった。

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2016年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

乱歩さんは本当に何処までも見通す。
そこまでも見通してしまうのか。

安吾さんは辛いな。

織田作は一介の最下級構成員として忘れられるような人では無い。
養っていた孤児達を失い、自分の命をも失うという時に友人の事を、太宰さんの事を考えた。
そして、ただ泣いている子どもだと。
その子どもが、貴方が最後に伝えた幾分かは素敵な方へと足を踏み出した事を、人を守った事を伝えたい。

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2023年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメを見たあと、黒の時代をもっと堪能したいと思い小説にも手を出しました。
内容は分かっていたものの、文章で読むことでより深くストーリーを理解する事ができました。

全体的に難しかったけれど。特に戦闘シーンの描写が写実的でね。アニメを見ていたから何となくわかったけどね!難しさ故の楽しさ…文ストの魅力の1つかなと思います♩ 文スト難しいと思うの私だけ?!w



アニメも小説も、太宰、織田作、安吾の3人がバーで並んで座ってるシーンが本当に好きです。
この3人のような関係、いいですよねぇ。憧れます。脆く儚く、そして美しかった。



___________「決して戻らないものが焼き付けられたフィルム」
そう思うと、今では普段の我々の生活の中では当たり前の存在となっている「写真」というものの価値を改めて考えさせられます。



いつか3人の写真の実物を見に行ってみたいです。
もう少しオトナになったらあわよくば3人が酒を嗜み語り合った銀座のバーにも……!



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2021年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文庫版2巻目は太宰が武装探偵社にいる前、ポートマフィアの幹部だった頃の出来事を書いた話。結果的にこの事件で織田作が死んだことがきっかけで武装探偵社に入るという流れになるのは理解できた。でも、織田作優し過ぎるなあ。コミックがどんな話なのか気になってきたのでこちらも機会があればチェックしてみたいと思う。

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2017年01月31日

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ネタバレ

おもしろかった
太宰さん過去話。

コミック9巻の「元殺し屋には善人になる資格はない~」の太宰さんセリフをここでもう一度読み返すと、
深い、ふかいわ~~っとみもだえします。
あの後ろの人誰か気になっていたのですが、
よーやくここで理解。
なので、最後の最後で敦くんが太宰に堕とされる可能性が
なくなってひと安心。

夏目漱石先生のお名前は探偵社創立時に尽力したという
ことだけ分かってましたが、
ここでお姿拝見できるとわ~~。
いやーどことなく沖方光圀を思わせるお人でしたなー。
ここもなにやらおもしろそうな匂いが・・・。

文豪たち、そもそものキャラがたちまくってるので
それを使って物語をつくるとここまでおもしろくなるのかあっとしみじみ。
いやあ、おもしろいなあ、楽しいなあ。

織田さんはなんか男女のながいお話だったっけか?
なんかドラマとか映画とかになってたような・・・。
基本的に殆ど読んでないのが多いんですが、
中島敦のはもっと読みたいかなあ。
山月記好きなんだー。

もっと過去の中也との話も是非読みたいですねー。
いやあ、世界が広がるなあ

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2016年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

太宰治、マフィア時代。彼が、そこにいた。

無頼派! 文学系ヲタクなら歓喜の太宰・安吾・織田作揃い踏み! って言うのが正しいのかどうか、似非文学系ヲタクだからわからない。文豪のイメージを擬人化したという触れ込みの「文豪ストレイドッグス」において、史実と重なっている人間関係は珍しい(はずです)。決して人を殺さないマフィアの下級構成員・織田作之助。彼の信念に隠された秘密は。鴎外や夏目も存在感を見せる、マフィア中心の昔話。コミックスからは4年前。

そしてまさかのアンドレ・ジイド。フランスか、フランスはこう来たか。『時計塔の従騎士』は英文学で決まり、となると、やはりカミュやカフカ、ゲーテ、ダンテらへんのヨーロッパのチーム分けが気になります。ミミック、トップまで死んじゃったんですけどチーム・フランスはどうなるの……? あ、wiki先生によれば、『一粒の麦もし死なずば』は、自伝だそうです。

この事件が太宰を変えた、もしくは決心させたのであれば、悲しいけれど素晴らしい出会いに喜びたい。

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2016年05月12日

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