あらすじ
剣術に優れている貧乏男爵令嬢リーヴェは、推薦人にだまされ、王妃の女官、兼騎士にされてしまう。ある日、彼女は王妃に命じられ、倒れたヴァルデマー公爵の元へ行くことに。ミステリアスな近衛騎士セアンたちと共に訪ねた公爵家。そこで待っていたのは、美しいラルス公子だった。滞在中、リーヴェはラルスに惹かれていくが、セアンから彼を好きになるなと言われてしまう。その最中、公爵が何者かに毒を盛られている証拠が見つかり…。
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続編を熱望
剣士として強くなってしまって婚期を逃しつつある主人公・リーヴェの人柄がとにかくよいお話でした。
宮廷ものならではのドロドロもあるのだけど、彼女の周りには小気味良い人が集っており、見ていてハラハラしたりするシーンもすごく楽しめました。
リーヴェは一体誰とくっつくのかがまだまったく見えず、続きが気になりすぎるので続編を切に希望します。
セアン達とは友情で終わるのか、そういうテーマなのか?
とにかくとてもすっきりするお話です。
超オススメ。
Posted by ブクログ
宮廷を舞台に王妃の女官としてがんばる話……なんだけど、女の争いらしくどろどろするわ、あっさり人死にが出るわ華やかな舞台とロマンスを期待して読んで、うわ。女ってこえーと呟いてしまった一冊。けど、そんなの大好物なので面白かった。
Posted by ブクログ
Webで読んでたときと、それほどイメージ変わらず、テンポよく読めた。
続きもきちんと本になるとうれしい。
……が、イラストががっかり。とても上手い、上手いんだが、剣を扱う女主人公なのに可愛すぎ…もうちょい凛々しいイメージがあったのに…と言うか、この先、男と思われるエピソードあった筈…どう考えても、あれで、誤解されるかぁ?とか思っちゃうなぁ。話をきちんと読んでいるのかと疑いたくなる、挿絵だった。