あらすじ
辻村医院の次男として生まれた辻村基晴は、
幼い頃に出会った友人・蓮見晶にずっと想いを寄せている。
一度告白したものの受け入れられず、距離を置かれてしまう。
それでも晶と同じ大学に進み、同じ研究室に入る。
基晴は葛藤しながらも、すべてを忘れようと芸妓遊びの日々を送っていた。
そんなある日、晶に一緒に帰らないかと誘われ、
昔に戻ったような感覚になる。
友人としてでも隣に居られるのなら──
そう思っていた基晴だったが… ※このお話は『花のみぞ知る』のスピンオフ作品です
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
切ないけど美しい
『花のみぞ知る』のスピンオフ。 家に縛られて生きざるを得ない苦しみ。周囲を説得できないし、無鉄砲になれない。この一時だけを共に過ごしたら、後は二度と重なる時を過ごすことはしないという覚悟。 悲恋としか言いようがないが、二人の表情は穏やかで優しい。 あなたと会えて良かった。ただそれだけ。 そして、時を経て、 孫の世代で、ある意味成就という作品の完成度。
めっちゃ良かった
花のみぞ知るかすっごく好きで続編があると分かり購入しました!
花のみやこでを読んで最後切なすぎて涙が止まりませんでした。晶さんが結婚しても二人の関係がずっと続いていますように切に願います。
花のみぞ知るの続編はもう最高の終わり方ですね!!お互い想い合ってるのがものすごく伝わってきて読んでるこっちも幸せな気持ちになりました!ずっと読んでいたいくらいです!
Posted by ブクログ
教授の昔話、読んでいるときは、ほろりと泣けるくらいでしたが、読み終わってから、涙がはらはらとまらなくなりました。
お互いの気持ちが通じ合えたこと以外は何も叶わないけど、それでも、枷をはめながら生きてきたのかと思うと想像し難いせつなさです。
でも御崎と有川のお話はとても心温まるので、せつなさ相殺されます。
Posted by ブクログ
よかった。。
宝井先生の作品はやっぱり好きだなあ。
あの透明感のある絵に魅かれます。
辻村先生の最後の言葉が一番すきです。
「とってもとっても~」からのあのシーンが、ふふと微笑んでしまうような。
個人的に先生の画集が出ないかなあ、と。
あったら絶対買うのになあ。
Posted by ブクログ
時代背景が・・・?とか、時間経過が・・・??と思ってしまったとこは少々ありますが、すんっごい良かった・・・!!!!あ~~切ない~~~。。宝井さんの絵の優しい雰囲気がまた切なさと儚さ倍増。。
そして「花のみぞ~」の二人で和みました。みんなかわいい。
Posted by ブクログ
いやー…切なかった。。。。。。。。。。。。。。泣いてしまいましたよ教授ー;;;;今思い出しても胸が苦しくなる…。。。「お前のこと 忘れられないようにしてほしい」って言ったはすみも、それが精いっぱいっていうか、結婚とか、本当なんだなと。。。この時代だからこそというか・・・でも読者として見ていて苦しくて・・・っていう板挟み。
からのーーーーーラストが一番アッー!!!!ってなったかも。みさきと教授…!!泣いた。
からの、みさきとありかわの番外。お姉ちゃん強烈なww面白いけどww
最後のプロポーズはもうほんと、ここでも泣いた…!もうー;;有川も御崎も好きすぎて…orz「俺と家族になりませんか」ってのが本当に本当に本当に良かった…!!ずっと幸せでいてほしい2人だよ(;;)幸せになってください(;;)
Posted by ブクログ
「花のみぞ知る」を読んでいたので、こちらも購入。
「花のみやこで」は辻村先生の学生時代のお話。お互いに好きなのに、離れてしまうのが切なかった。
「花のみごろで」は「花のみぞ知る」の後日談。「花のみやこで」が切なかった分、こちらを読んで幸せな気分になった。
Posted by ブクログ
やっぱりこの作家さんの作品好きだ~。表題作はちょっと切なさが残ったな…。内容とは関係ないけど、本を開く前にスピンオフということがわかるようになってるほうがいいんじゃないかな~と思いました。
良かった
儚い系?チョット不幸せ、好き合っているのに添い遂げられない。両想いだけど家族………?
ある意味ハッピーエンドだけど、完全幸せハッピーではない。切ない感じ。
読んだ後、気分良くスッキリしたい人にはあまり。。。