感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ 2021年09月12日
旅のお共として。いやー、グロかった。恐ろしい話だった。誉田哲也はこういうスプラッタ・ホラーも書くのか。皮膚病からゴキブリに進化?するとは。いやー、考えるだに恐ろしい。タイトルもそこから来てるのかと。そう思うとSF的でもあるのか?最後、急に田舎のペンションとかで平和に終わったけど、やっぱ恐ろしすぎるわ...続きを読む。でもこれはフリークスにもつながる、異形を排除するということなのか。
Posted by ブクログ 2015年03月02日
未知なるものとのかくれんぼのような展開が凄く面白かった、物凄くドキドキしたし。どんどんと話に引き込まれていって、気がつくと夢中になっていった。最後の展開にはびっくり。あまりにも爽やかな終わり方で、途中の暗く重い空気は全くと言っていいほどない。
個人的に典子の「男なら~」という性格が好きではなかった。...続きを読む読んでいて、そりゃシュウイチも苛つくわと感じた。凄く展開が急だったが、全体的に面白かったです。
Posted by ブクログ 2021年12月18日
最後の方に行くにつれもしかしてこれはと思ったらこれだった。わたしの嫌いなGが出てきた。読まなければよかった。でも、結局、最後まで一気読みだったのだからおもしろかったのだと思う。
Posted by ブクログ 2018年10月12日
「黒い羽」
現在、思えば代表シリーズ以外は読んだことないなという作家に焦点を当てる強化期間を展開中。
右肩にある瑕の治療の為、遺伝子研究施設に向かった典子達。しかし、施設に残されたのは熊に食い殺された様な死体が転がっていた。また1人、また1人と犠牲者が出る中、典子達に生きる術はあるのか。
閉...続きを読むじ込められた密室を舞台にしたパニックホラー。典子が悩み続けてきた瑕がキーワードになっている。瑕が典子だけじゃなく姉にもあり、実は父の遺伝によるものだったり、その瑕を持つものは意外とたくさんいたりする。犯人もこの瑕による被害者の一人であり、黒い羽のような瑕は、全ての元凶である。
しかし、この瑕は一体何なのか最後まで分からない。瑕が進行すると人間のような存在では無くなり、ナニカになる。それは何故なのか全く分からない。研究施設はそのナニカを生み出すことを目的として患者を受け入れていたのかまで分からない。果たして野本は本当に何も知らなかったのか?とすら疑う。
生き残った典子は瑕を受け入れてくれた両親や姉、野本を思いながら生きていくことを誓う。母とペンションを開くのだ。一方で友香はある決断を下し典子と共に生きていく。つまりは、二人とも新しいスタートを切るのだけど、東京近郊からくる黒い羽を持つお客が増えてくると言う一文は一抹の不安を感じさせる。
色々謎を残すパニックホラーでした。
Posted by ブクログ 2015年10月25日
中盤まではけっこういい感じで読み進んでた。
ラストはもっと込み入った事情とかあるとおもってたんで、ちょっと。ゴキブリ人間はなあ。ないかなあ。友香ちゃんが子供産んで、またみんなでペンション経営するっても突然的やし。。。終盤がちょっとやっつけかんあったと思う。お父さんのこと忘れてるとかやめようよ。。。
Posted by ブクログ 2014年11月24日
遺伝性の謎の皮膚病・・・と思いきや、皮膚病ではなく進化という結論に。いくら気を付けても治らないのは絶望的。
センターでの不気味な様子は楽しめましたが、ラストがイマイチ。。。
たくさんの命を亡くしたからと言って、好きでもないおぞましい生き物の子供を産もうと決意するのも共感できない。
自然派な食品や生活...続きを読むをめざし、宿泊施設を経営する理由が皮膚を治すためでなく、進化した人間もを受け入れるという意味でのラストなのか、疑問。
やたらさわやかに終わろうとするのは、中盤までのグロイ表現からかけ離れていて違和感あり。
ゴキブリ説に、梅図かずお作品を連想しました。
Posted by ブクログ 2014年11月16日
黒い瑕の原因とセンターの実態が最後まではっきりしなかったので消化不良。
妹を思って全てを背負った亜紀子の孤高の悲しみと優しさに打たれただけに、未来に暗い影があるもののこんなあっさりした穏やかなエンディングでいいの?と戸惑いも…。義母の晴枝もだが、主人公に愛情を注ぐ周りの人たちが印象深い。