あらすじ
「私、サーシス・ティネンシス・フィサリス公爵は、ヴィオラ・マンジェリカ・フィサリスを生涯愛すると誓います」 今さらすぎる新婚旅行先で告げられた、サーシスからの愛の誓い! 予想もしない展開にドギマギを隠せないヴィオラだけど、告白をきっかけに旦那様のアプローチもさらに過熱! あろうことか領地で採掘されるサファイアに『ヴィオラ・サファイア』なんて名前を付けた上に、「お飾りを身に着けて社交界で宣伝しましょうね!」って……それってどんな羞恥プレイ!? 有能な使用人さんたちによる『公爵家奥様教育』も過激にヒートアップで目が離せない!? 貧乏令嬢と旦那様の“契約”ウェディング・コメディ第五巻が登場です!
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Posted by ブクログ
新婚旅行を兼ねた領地視察では、サーシスはヴィオラに美しい夕日や海の洞窟(青の洞窟ぽい)を見せて、ヴィオラを感激させる。産出するサファイアの良質なものに「ヴィオラ・サファイア」、特急品に「ヴィオラ・アイ」(ヴィオラの瞳はサファイア色)と名付けて売り出そうとし、旅行から帰ってきて、パーティでつけさせて宣伝を図る。パーティでは、サーシスはでれでれ溺愛ぶりを見せつける。敵対していたようなバーベラ嬢もヴィオラに接近してきたり、王女たちに呼び出されてお茶をしたりと、社交界ではヴィオラはもてもて。本人は困惑しているようだが。そうそう、雨の日の屋敷では護身術を習ったりして充実しまくり。やれやれ。