あらすじ
「三十層の守護者を打ち破ったら、真実を教えてやる」
パリンクロンにそう告げられ、舞闘大会に出場することになったカナミ。
その後、スノウの提案により竜退治に旅立ったカナミは、リーパーと話すうち、自身の置かれた状況に疑念を抱く。
記憶喪失の元凶が腕輪だと考えたカナミはローウェンに腕輪の破壊を相談するが、なぜかその依頼を拒否されてしまい……。
方法を探すカナミに手を差し伸べたのは、かつての彼を知るラスティアラで――!?
因縁渦巻く舞闘大会が幕を開け、自身の誓いを違わなかったとき――
少年は《全て》を思い出す。
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Posted by ブクログ
4巻から約3ヶ月での刊行と、珍しくペースが早い。5巻はカナミことジークが武闘大会に出場し、腕輪を破壊され記憶を取り戻すまで。5巻の大半は普通に武闘大会を勝ち進む話なので、迷宮のめの字も出てこない。嵐の前の平穏、嘘の幸福、お膳立てされた幸せ、そして次巻までのタメといったところか。