海辺の町のお弁当屋さんで働く「ちひろさん」。
元風俗嬢という過去を隠さず、あっけらかんと生きる彼女の生き様と
彼女に惹かれる人々の姿を淡々と、しかし優しく描いています。
自分の過去を知って近づいてくる人、遠ざかる人、それぞれの気持ちを見抜きつつ、
達観しすぎず適度な距離を保ち、
楽しんで生きているちひろさんがとっても素敵です。
性格がキツい同僚の永井さんを評して、
彼女が作る梅干しと漬物が美味しいから許せてしまう、
という視点、うらやましいなあ。
合コンにふらっと出てさりげなく無双したり、
町内の事件を解決したり、いきなり釣りを始めたり。
とにかく自由で人生を謳歌している彼女を、毎日なかなか元気が出ない人、
でも喝を入れられたり強めに励まされるのは苦手、という人に
ぜひ読んで知っていただきたいです。
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バイブル
今まで理想としつづけていた道から外れてしまって、「人生に価値がない。生きることをやめてしまいたい」と思っていた時に出会った作品です。ちひろさんは、心のままにいきることを教えてくれました。生きていてもいいと思いたいときに、何度も何度も読み直しています。
Posted by ブクログ
ひとどころにとどまらないのだろうとは思ったが、
消えてしまったり、
去ってしまったりするのではなく、
帰る場所と繋がり続けたまま、
旅立ったちひろさん。
これしかないというラスト。
つかめそうでつかめない人
ちひろさんの考えや行動に感動し考えさせられ笑ったり泣いたりしました。
やっぱりどこかに行ってしまったなぁと寂しくなりましたが皆んなと連絡は取り合ってて一安心です。
素敵な漫画ありがとうございました。
寂しい
９巻を読み終わった時、ここまでずっと読んできていきなりちひろさんと会えなくなるのは寂しいなと思いました
ちひろさんという漫画は人とあった時みたいな温かさをくれました
この本が読めて良かったです
ちひろさん
やっぱりとても心に来る大好きな作品です。優しくて厳しくて。最後はどこかに行ってしまうのでは……と思っていたけれど、ただ悲しく寂しい終わりではなくて、すばらしいです。
もっともっと読んでいたかった。
最終巻
納得の最終巻でした。すごく良かったです。最後は何となく違う場所に行っちゃうんだろうなと思ってましたが、寂しい気持ちと綾さんらしいなと思いました。とても良かったです
