【感想・ネタバレ】性犯罪者の頭の中のレビュー

あらすじ

平成24年、警察に届けられた強姦は1240件、強制わいせつは7263件。だが実際の被害は約10倍とも言われる。性犯罪者は「外見も気持ち悪い人」と思われがちだが、実は身なりも会話も普通で結婚しているケースも多い。そんな彼らはなぜ性犯罪をし続けるのか? 「強姦するたびに自分がレベルアップしていく感覚があった」と十数件の性犯罪を繰り返す者もいれば、性犯罪をやめられない自分を苦に自殺する者もいる。共通するのは日常生活での“満たされなさ”。その感情がどう変化していくのか。彼らを性犯罪へと駆り立てる心の闇を赤裸々に綴った一冊。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

性犯罪者の頭の中を覗けた感じで面白かった。
性的興奮よりもゲーム感覚が逆に怖く無くなることはないのだろうなって思った。

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

罪を犯してしまった者たちと罪を犯さないでいる者たちの差とは何なのか。
様々な事が数値化され、徹底的に分析されている。誤解を恐れずに言うと実に興味深く、また恐ろしくもあった。意外と普通の男が性犯罪を犯しているという……。
心の闇に迫る良書である。

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2024年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

性犯罪=男性から女性への犯罪 と考えがちであるし、事実、法律もそのようになっている。しかし、性の多様性が叫ばれる今、法律を見直す必要を考えさせられる。
性犯罪は性的欲求の表れというのも安易な考えである。窃盗を犯すものが皆、金に困っているわけでは無いと考えられるのになぜ、性犯罪は性的欲求が爆発したものだと考えるのか。
報道される事件についてもその背景にまで考えを深めたい。

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2022年09月25日

Posted by ブクログ

性犯罪者との交流から知った、彼らの独特の考え方や物事の捉え方を書いている。被害に合うか合わないかは、こういう人たちと出会うか出会わないかの違いでしかないのだなとぞっとした。

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2022年09月13日

Posted by ブクログ

性犯罪とは性欲から生まれるものばかりでない。
異性に対する支配欲や自己顕示欲、また社会的ストレスを多く抱える人ほど性暴行に及ぶのだ。

特に興味を惹かれたのは、性犯罪を犯した者は皆、自分の犯した罪に対して「なんであんなことしてしまったんだろう」と後悔の気持ちを抱えていること。
ストレス社会に疲れ切っているオモテの自我と、その腹癒せとして計画的に性犯罪をこなしていくウラの自我。ストレスや支配欲が強い程、ウラの自我はあっという間にレベルアップしていき、オモテの自我ではコントロールしきれない存在になっていた。
彼らは逮捕されてやっと気づくのだ。

さらに凄いなと感じたのは、逮捕された後刑務所で過ごす内に、性犯罪者達はかなり緻密に自己分析ができるようになっているケースが多いことだ。その点に関して、性犯罪者に一つの憧憬を覚えた。自分はこういう人間だと、自己分析をしっかりとできる人が、この世界にどれほどいるだろうか。

著書では主に性犯罪者の心理について語られている。被害者についても少しは触れているが、あくまで立っているポジションは性犯罪者側である。よって我々一般人には少々理解できない感情や精神状態も表現されており、個人的にはそれがまた面白かった。

最後に一つ言うならば、海外の性犯罪事情も詳しく知りたい。著書にはそれに関することは述べられていない。日本と海外では性認識にどれほどの差異があるのか、性犯罪に至るまでの経緯など、興味深いことだらけである。

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2017年05月30日

Posted by ブクログ

私も世間同様の思い込みがあったので
なかなか新しい観点と面白く読んだ。
でも、せっかく実際の加害者と話したなら
逆にどういう対応を被害者側がとれば
未遂で終わらせられる可能性があるか、
という役に立つ視点の問いが欲しかった。
多分取材担当が男性だからだろうけど、
自分でもやめたいと思う人たちが多いならば
万が一襲われた際にそのやめたいスイッチを
そこで入れられるきっかけが知りたい。
ないのかもしれないが、あるかもしれないし。

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2016年08月06日

Posted by ブクログ

報道の情報は性犯罪=性的衝動というイメージを与えてくるが、それは「神話」に過ぎない。加害者本人はもちろんだが、私達も性犯罪に至るプロセスを分析・理解する必要がある。それが性犯罪者の更生や再発防止に繋がるのではないか。
しかし、性犯罪には未だに解明されていない部分が多く、たくさんの課題があるのだということを思い知らされた。

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2016年06月22日

Posted by ブクログ

過去にこの手の事件を担当したことがあり,なぜこの犯罪を犯したのかと山ほど話し合ったが,結局最後まで理解できなかった。もう少し早くこの本と出合いたかった。

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2014年10月16日

Posted by ブクログ

(簡潔)
○犯罪者の更正やその心理等についての著作の多い鈴木氏の作品。
○性犯罪者へのインタビュー等を踏まえ、その犯罪に至る経緯や動機、更正手法の提言などを行っている。
○なぜ「フツー」の人が犯罪に手を染めるのか、生々しく伝わってくる。

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2014年08月29日

Posted by ブクログ

男の人は性欲でなくて可能性で勃起することがあると宇多さんがゆうてたけど、なるほどなあ。
日本でも外科的去勢、化学的去勢を導入すべきと思うけど。女性の政治屋がもっと増えないと無理?
赤線復活したらええんか。うーん…

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2014年08月18日

Posted by ブクログ

帯に「性欲じゃない。これはゲームだ!」とあるように、性欲由来と思われがちな諸問題をあぶり出した一冊。累犯の多さや認知の歪みについても、成る程と深く納得。
となると、再犯防止策について是非とも知りたいところではあるが、その辺はなかなか難易度が高そうではあるが、それは性は実存と切り離しては考えられないから故なのだなぁ。

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2014年06月14日

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