あらすじ
人間の運命の9割は“魂”によって定められている。現世でその運命を全うした魂は来世へとつながれ成長を続ける。だが、なかには予定外に死亡し、運命どおりにいかずに砕け散ってしまう魂もある。それを防いで魂を適切に管理することが、桜井(さくらい)と天野(あまの)の仕事である。魂が消えゆく危機に瀕するとき、二人は現れる。――前川知大&片岡人生がおくる、“魂”とは何かを問う衝撃作!!
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Posted by ブクログ
人間の魂に纏わる話。輪廻転生とかアカシックレコードの概念が盛り込まれた世界観で魂を管理する2人の青年達を中心に短編連作の形で進んでいくストーリー。
一巻だけでは判断しかねるけれど、面白くなりそうな雰囲気はあるので期待です。
ただ、ところどころ世界観に疑問を感じました。例えば、人から人へと魂が移り変わっていくのならば、絶対数としては変わらない。むしろ、「予定外」が起こって損なわれてしまった場合は、減少していくはずなのに、実際は人間の数は増えている。それはなぜ?
魂はそもそもどうやって生まれてくるのか?
魂は五千年生きるという記述があるけれど、その魂の寿命を全うした時どうなのか?
次卷以降ではそういったことにも言及していくのでしょうか。