【感想・ネタバレ】死体は知っているのレビュー

あらすじ

ゲーテの臨終の言葉を法医学的に検証し、死因追求のためとはいえ葬式を途中で止め、乾いた田んぼでの溺死事件に頭を悩ませ、バラバラ殺人やめった刺し殺人の加害者心理に迫る……。監察医経験三十年、検死した変死体が二万という著者が、声なき死者の声を聞き取り、その人の人権を護り続けた貴重な記録。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

死体の状態から、どのような状況で死に至ったかを知ることができる。
それによって真相が明らかになる。

「死」と向き合う仕事はすごく怖そうだと思うが、著者は真正面から向き合っている。
死と向き合うことで、亡くなった方を尊重できる。
わかっているけど、怖い。そう思う人が多いんじゃないかと思うだけに、著者はすごいという月並みな感想が出てくる。

なかなか考えさせられる本だった。

0
2012年04月25日

「ノンフィクション」ランキング